特許
J-GLOBAL ID:200903004406472109

混合酸化金属粉末の製造方法及びこの方法に従って製造される混合酸化金属粉末

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243430
公開番号(公開出願番号):特開平8-198605
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 本質的に単一相の混合酸化金属粉末が比較的短時間で製造される方法を提供し、またそれと同時に非常に良好な特性を有する製品を製造するために使用できる混合酸化金属粉末を提供する。【解決手段】 金属塩からなる水溶液を調製し、幾つかの金属元素をx:x':..., の比で含み、少なくとも一つの酸化剤及び少なくとも一つの還元剤を含み、酸化剤及び還元剤並びにこれらの比は発熱反応が所望の速度及び所望の狭い温度範囲内で起こるように選択され、この水溶液を噴霧して粒子を形成し、この粒子を、上記の発熱反応が起こるような反応温度に加熱し、そしてこの粒子から混合酸化金属粉末を形成させる方法であって、粒子を、エーロゾル液滴(7) の形で発生させ、これらの液滴(7) を加熱ガスジェット(6) に噴霧し、アモルファス相の酸化物へ完全に転化させる。
請求項(抜粋):
見掛けの組成がMxM'x'...,Ozであり、その際M,M',...は金属元素であり、そしてx,x',...,zの各々が0より大きい混合酸化金属粉末を製造するにあたって、- 金属塩からなる水溶液を調製し、その際この溶液は、該混合酸化金属の少なくとも幾つかの金属元素をx:x':..., の比で含み、そして少なくとも一つの酸化剤及び少なくとも一つの還元剤を含み、またこの際この酸化剤及び還元剤並びにこれらの比は発熱反応が所望の速度及び所望の狭い温度範囲内で起こるように選択され、- この水溶液またはこの水溶液中の金属元素の少なくとも一つの酸化物の分散液を噴霧して粒子を形成し、そして- この粒子を、上記の発熱反応が起こるような反応温度に加熱し、そしてこの粒子から混合酸化金属粉末を形成させる方法であって、- 粒子を、実質的に同じ大きさのエーロゾル液滴(7) の形で発生させ、- これらの液滴(7) を加熱ガスジェット(6) に噴霧し、そして- 加熱ガスジェット(6) の温度とこの加熱ガスジェット(6) 中の液滴(7) の滞留時間を、上記の発熱反応が起こり、混合金属酸化物粉末材料が本質的にアモルファス相で形成しそして酸化物への転化が完全になるように選択する、ことを特徴とする上記方法。
IPC (7件):
C01B 13/34 ,  C01G 29/00 ,  C01G 37/02 ,  C01G 45/02 ,  C01G 51/04 ,  C01G 53/04 ,  C04B 35/626

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