特許
J-GLOBAL ID:200903004407626940

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-218184
公開番号(公開出願番号):特開平10-065077
出願日: 1996年08月20日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 放熱コアを大型化することなく、放熱性能を向上できる沸騰冷却装置を提供すること。【解決手段】 冷媒槽で発熱体の熱を吸収して沸騰した蒸気冷媒を凝縮液化する放熱器5は、冷媒槽と放熱器5とを連結する連結部に対して並列に配置された第1コア5Aと第2コア5Bから成り、その各コア5A、5Bは放熱管22と放熱用フィン23とを複数積層して構成されている。放熱管22は、蒸気冷媒が流入する流入室27、凝縮液が流出する流出室28、及び流入室27と流出室28とを連通する冷媒通路29を有している。第1コア5Aと第2コア5Bは、それぞれ放熱管22の流入室27が連結部の第1の連通室18を通じて冷媒槽の蒸気通路と連通し、放熱管22の流出室28が連結部の第2の連通室19を通じて冷媒槽の凝縮液通路と連通している。
請求項(抜粋):
冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱伝達によって発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、冷媒を収容する冷媒槽と、この冷媒槽で前記発熱体の熱を吸収して沸騰気化した蒸気冷媒を凝縮液化する放熱器と、前記冷媒槽と前記放熱器とを連結する連結部とを備え、前記放熱器は、蒸気冷媒が流入する流入室、凝縮液が流出する流出室、及び前記流入室から前記流出室へ向かって冷媒が流れる冷媒通路を有する放熱管を備え、この放熱管は、前記流入室と前記流出室の少なくとも何方か一方が複数箇所設けられることで、相互に流通方向の異なる複数の前記冷媒通路が設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。

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