特許
J-GLOBAL ID:200903004419784800

セラミックハニカム触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-188274
公開番号(公開出願番号):特開平7-039760
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】隔壁が薄いにも拘わらず、十分なアイソスタティック破壊強度を有するセラミックハニカム構造体を触媒担体として具える、熱容量が小さいセラミックハニカム触媒を提案することである。【構成】触媒担体としてのセラミックハニカム構造体(10)は、周壁(11)の壁厚が少なくとも0.1 mm、周壁(11)の内側で流路(13)を形成する隔壁(12)の壁厚(t)が 0.050mm以上 0.150mm以下であり、開口率OFA または嵩密度Gが、kを材料真比重×(1-材料気孔率) としたときに、それぞれ次式:0.65≦ OFA≦ -0.58×t + 0.98k×{1-(-0.58×t+0.98) }≦G≦k×0.35を満足する。触媒成分をハニカム構造体(10)に担持させた状態での触媒の熱容量は、触媒容量1m3あたり450 kJ/K以下とする。ハニカム構造体(10)は、触媒の熱容量が低いにも拘わらず、A軸圧縮強度を50 kgf/cm2以上、B軸圧縮強度を5 kgf/cm2 以上とすることができる。
請求項(抜粋):
周壁およびその内側に配置された隔壁を含み、これら隔壁の相互間に多角形断面のセルを流路として有する触媒担体としてのセラミックハニカム構造体と、該ハニカム構造体に担持された触媒成分とを具えるセラミックハニカム触媒であって、ハニカム構造体が次式:0.050 ≦ t ≦ 0.1500.65 ≦ OFA≦-0.58×t+ 0.98但し、tは隔壁の壁厚〔mm〕OFA はハニカム構造体の開口率を満足し、周壁の壁厚が少なくとも 0.1mmであり、50 kgf/cm2以上のA軸圧縮強度と5 kgf/cm2 以上のB軸圧縮強度とを有し、さらに、前記触媒の熱容量が触媒容量1m3あたり450 kJ/K以下であることを特徴とするセラミックハニカム触媒。
IPC (4件):
B01J 35/04 301 ,  B01J 35/04 ,  B01J 35/04 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-207845
  • 特公平4-070053

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