特許

J-GLOBAL ID：200903004451486188

ロール駆動制御方法

発明者： 池 口 将 男
出願人/特許権者： 株式会社安川電機
代理人 (1件)： 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-019068
公開番号（公開出願番号）：特開平5-213505
出願日： 1992年02月04日
公開日（公表日）： 1993年08月24日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 周速変化が生起したときに無段変速機などの介在を必要とせず電気的に調整するロール駆動制御方法の提供。【構成】 上・下ロール1a,1bに各々サーボモータ11a,11bを設置し、個別駆動を行い、一方のロールは高ゲインの位相制御をし、他方のロールは低ゲインの比例制御による速度制御を行うことにより、速度制御側ロールは垂下特性のヘルパーとして用い、両サーボ・モータ間のトルクの競合減少による機械の損傷を防ぎ、さらに、トータルの位相管理は位相制御ロールにより全うさせると共に、例えば印刷ロールや打抜きカッターの場合は、上・下ロールが接触している区間のみ速度制御側ロールの比例ゲインを更に低減させることにより、さらにこの一斉位相同調の効果を高める。

請求項（抜粋）：

被加工物を噛み込む上・下ロールが複数台一列に並んで形成する一連のロール・スタンドの加工ラインにおいて、初段のロール・スタンドの上・下ロールからラインを流れる被加工物が終段のロール・スタンドの上・下ロールへ加工されながら移行するときに、終段のロール・スタンドの上・下ロールまでの1つ以上のロール・スタンドの上・下ロールは一定の速度指令に従い、それらの上・下ロールを駆動するモータが一斉に高ゲインの位相制御を行うとともに、終段のロール・スタンドまでの残りのロール・スタンドの上・下ロールは上ロールと下ロールのそれぞれにサーボモータを設置して、個別駆動を行い、一方のロールを駆動するサーボモータは先の一斉の高ゲインの回転位相制御を行い、他方のロールを駆動するサーボモータは低ゲインの比例制御による速度制御を行うことを特徴とするロール駆動制御方法。

IPC (2件)：

B65H 23/188 ,  B41F 33/08

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭60-250955
  
• 特開昭56-157993