特許
J-GLOBAL ID:200903004452373271

ソフト歯間清掃器具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-199259
公開番号(公開出願番号):特開2004-041260
出願日: 2002年07月08日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】口腔清掃補助具を用いて歯間部の口腔清掃のために鼓形歯間空隙に歯間清掃器具を挿入する場合に、清掃ブラシ部先端で歯肉を傷つけることなく、同時に疼痛や違和感を発現することなく容易に挿入可能であるとともに、複雑な歯根形状を有する迷路のような挿入方向に規制のある歯間部にも抵抗なく挿入するだけで適合し、歯根陥窮部にも磨きのこしがなく、さらに、上記歯間清掃作業中に快適で破損することが少ない歯間清掃補助具を提供することである。【解決手段】適度な弾性と形状復元性および可撓性を併せ持つ樹脂や金属などの軸部の先端部周囲に、各種形状の被圧縮性の高い天然繊維素、天然ゴム、合成ゴム、あるいは合成樹脂などのスポンジ(連続多孔体)を接着あるいは溶着した歯間清掃スポンジを電動歯間清掃器具の運動軸、あるいは手用歯間清掃器具の保持部に接続した歯間清掃器具。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
歯間部の歯面、歯肉および歯肉溝を清掃する器具であって、特願2000-380686、特願2001-230207の様なスライド運動、回転運動、あるいは回転スライド運動を発生する電動歯間清掃器具の運動軸、あるいは手用歯間清掃器具に接続した適度な弾性と形状復元性および可撓性を併せ持つ樹脂や金属などの軸部と、 前記、軸部の先端部を包み込むように、先端が滑らかな丸みを持った円柱あるいは多角柱形状の被圧縮性の高い天然繊維素、天然ゴム、合成ゴム、あるいは合成樹脂などのスポンジ(特殊連続多孔体)を、接着あるいは溶着した歯間清掃スポンジ部と、を含み、 前記、歯間清掃スポンジ部を歯間部に挿入する場合、軸先端部を被覆する歯間清掃部スポンジが、歯間部に挿入する際に辺縁および乳頭歯肉を傷つけることを防止し、 頬や舌あるいは口唇などによって、手用歯間清掃器具や電動歯間清掃器具の口腔挿入方向が解剖学的制約を受けるために、歯間清掃スポンジの軸方向と、鼓形歯間空隙の頬舌的貫通方向を一致させることが困難な場合も、滑らかな丸みを持った先端部を、頬側歯肉側鼓形歯間空隙、あるいは舌側(口蓋側)歯肉側鼓形歯間空隙に位置させて、頬舌方向に軽く圧入すれば、適度な弾性と形状復元性および可撓性を併せ持つ樹脂や金属などの軸部と歯間清掃スポンジ部が適度な弾性をもって変形することによって、容易に挿入を可能とし、 さらに、歯間部に挿入後、歯間清掃スポンジ部をスライド運動、回転運動あるいは回転スライド運動させると、複雑な歯根形状を有する迷路のような歯間部にも挿入するだけで、軸部と歯間清掃スポンジ部が、鼓形歯間空隙の複雑な解剖学的形態に応じて適合変形することによって、過不足なくスポンジの弾性でスポンジ表面を歯間部の歯面、歯肉および歯肉溝に圧接し、スポンジ表面の微細な凹凸が同部の歯垢を除去清掃するとともに、形状復元性と弾性を有する歯間清掃スポンジ部および軸部の材質によって変形破折を防止したことを特徴とする歯間清掃器具。
IPC (3件):
A46B15/00 ,  A61C15/02 ,  A61C17/22
FI (3件):
A46B15/00 J ,  A61C15/02 502 ,  A46B13/02 700
Fターム (11件):
3B202AA04 ,  3B202AA07 ,  3B202AB15 ,  3B202BA30 ,  3B202BC01 ,  3B202BC06 ,  3B202BE09 ,  3B202BE13 ,  3B202EA02 ,  3B202EB18 ,  3B202EG03

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