特許
J-GLOBAL ID:200903004463685950

鉄道車両用連結装置の連結機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-403890
公開番号(公開出願番号):特開2002-173025
出願日: 2000年12月05日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】 走行中に車輪が持ち上がるのを防止できる鉄道車両用連結装置の連結機構を提供する。【解決手段】 鉛直方向に向けた円筒状の嵌合孔12を形成した連結部11を有する継手部材1と、円中心点から偏心した位置に鉛直方向に向けたピン孔13が形成され、継手部材の嵌合孔12に回転可能に収容して設けた回転ホイール10と、連結部11の上下面を挟ませる二股連結部21を有し、二股連結部21にピン孔22,23を相対向して形成した連結器2と、二股連結部の両ピン孔22,23及びホイール10のピン孔13に回転自在に挿入して設け、継手部材と連結部材とを左右方向へ揺動自在に連結した縦ピン3と、ホイール10が嵌合孔12内で正逆方向へ回転する回転角度の範囲を規制する回転規制手段20とを備える。ホイール10が規制された範囲内で回転することにより継手部材と連結器とが左右方向へ揺動する支点の位置が変位するように構成してある。
請求項(抜粋):
連結する部材同士を横ピンを介して上下方向に揺動自在、かつ、縦ピンを介して左右方向に揺動自在に連結する鉄道車両用連結装置の前記縦ピンにより連結する連結機構において、上下面を水平面に形成すると共に鉛直方向に向けた円筒状の嵌合孔を形成した連結部を有する継手部材と、概略円柱状に形成され、円中心点から偏心した位置に鉛直方向に向けたピン孔が形成され、前記継手部材の嵌合孔に回転可能に収容して設けた回転ホイールと、前記連結部の上下面を挟ませるように二股状に形成した二股連結部を有し、前記二股連結部にピン孔を相対向して形成した連結器と、前記二股連結部の前記両ピン孔及び前記ホイールのピン孔に回転自在に挿入して設けた縦ピンと、前記ホイールが前記嵌合孔内において正逆方向へ回転する回転角度の範囲を規制する回転規制手段とを備え、前記ホイールは前記回転規制手段により、前記継手部材の長手方向の中心線上の位置に前記ホイールのピン孔中心点を合わせた位置を基準位置と定め、前記位置から所定の角度の範囲内で制限されて正逆方向へ回転するように設定されていることを特徴とする、鉄道車両用連結装置の連結機構。
IPC (3件):
B61G 1/00 ,  B61G 1/28 ,  B61G 1/32
FI (3件):
B61G 1/00 ,  B61G 1/28 ,  B61G 1/32

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