特許
J-GLOBAL ID:200903004465350602

触媒劣化判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治 ,  樋口 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-201544
公開番号(公開出願番号):特開2004-044450
出願日: 2002年07月10日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】有害成分の排出量を極力低減しつつ比較的短期間で触媒劣化判定に必要な最大酸素吸蔵量を推定し得る触媒劣化判定方法を提供すること。【解決手段】この触媒劣化判定方法は、機関の空燃比を、時刻t1〜t3にて所定のリーン空燃比に制御し、第1触媒及びその下流の第2触媒の酸素吸蔵量をそれぞれ最大酸素吸蔵量に到達せしめる。次いで、第1触媒下流空燃比センサ出力Voxs1がリッチに変化する時刻t4まで、前記空燃比を第1,第2触媒からなる触媒装置の新品時点でのウインドウ幅の下限値を若干下回った空燃比に制御し、第1触媒の最大酸素吸蔵量CSCmaxを推定する。次に、第2触媒下流空燃比センサ出力Voxs2がリッチに変化する時刻t5まで、前記空燃比を前記触媒装置の劣化度に応じて狭くなる同触媒装置の現時点でのウインドウ幅の下限値近傍の空燃比に制御し、第2触媒の最大酸素吸蔵量CUFmaxを推定する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配設された触媒と、 前記触媒よりも下流の前記排気通路に配設された触媒下流空燃比センサと、 を備えた内燃機関の排気浄化装置に適用される触媒劣化判定方法であって、 前記触媒の酸化還元能力の程度に応じて変化する酸化還元能力指標値を取得し、 前記触媒が内部に酸素を吸蔵し得る限界まで酸素を吸蔵するように前記触媒上流の空燃比を理論空燃比よりもリーンな空燃比に制御し、 その後、前記触媒上流の空燃比を、前記触媒下流空燃比センサの出力が理論空燃比よりもリッチな空燃比であることを示す時点まで、理論空燃比よりもリッチであって前記酸化還元能力指標値に応じて変更されるリッチ空燃比に制御し、 前記触媒上流の空燃比が前記リッチ空燃比に制御されていることを利用して前記触媒の最大酸素吸蔵量を推定し、 前記推定した触媒の最大酸素吸蔵量に基いて前記触媒が劣化しているか否かを判定する触媒劣化判定方法。
IPC (4件):
F01N3/20 ,  F01N3/24 ,  F02D41/14 ,  F02D45/00
FI (5件):
F01N3/20 C ,  F01N3/24 B ,  F01N3/24 C ,  F02D41/14 310K ,  F02D45/00 314Z
Fターム (27件):
3G084AA03 ,  3G084BA09 ,  3G084DA27 ,  3G084EB03 ,  3G084FA13 ,  3G084FA26 ,  3G091AA02 ,  3G091AA17 ,  3G091AB03 ,  3G091BA33 ,  3G091CB02 ,  3G091DA10 ,  3G091DB10 ,  3G091DC03 ,  3G091EA36 ,  3G091FC04 ,  3G091HA08 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G301KA21 ,  3G301MA01 ,  3G301NA08 ,  3G301ND02 ,  3G301NE13 ,  3G301NE15 ,  3G301PD02Z ,  3G301PD09Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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