特許
J-GLOBAL ID:200903004470568985

切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098172
公開番号(公開出願番号):特開平6-304804
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【構成】 略円錐状の工具本体1の母線方向に沿って凹溝11が形成され、切刃チップ5Aを備えたスライダー16が摺動自在に装着されている。凹溝11の壁面11aとスライダー16との間には、セレーション溝12aを備えたスペーサー12が着脱自在に介装されるとともに、スライダー16の側面にはセレーション溝16aが形成され、また凹溝11の壁面11bとスライダー16との間には、スライダー16を押圧して両セレーション溝12a,16aを係合せしめるクサビ部材13が着脱自在に介装されている。【効果】 切削負荷等による摩耗や変形はスペーサー12やクサビ部材13等に生じることとなり、これらの部材を交換することにより、容易にスライダー16の取付精度や位置精度を回復して加工精度を維持することができる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される略円錐状の工具本体に、この円錐の母線に沿って凹溝が形成され、この凹溝内には切刃チップを備えたスライダーが該凹溝に沿って摺動自在に装着されるとともに、上記工具本体の内部には、該工具本体と一体に回転可能、かつ上記軸線に沿って進退自在とされて、上記スライダーに係合して該スライダーを摺動せしめるカップリング部材が装入されて成る切削工具であって、上記凹溝の互いに対向する一対の壁面のうち、一方の壁面と上記スライダーとの間には、上記母線の方向に延びる係合部を備えたスペーサーが着脱自在に介装されるとともに、このスペーサーに当接せしめられる上記スライダーの一の側面には、上記係合部に係合する被係合部が形成される一方、上記一対の壁面のうち他方の壁面と上記スライダーとの間には、上記凹溝の底面側に押し込まれることによって上記スライダーを上記一方の壁面側に押圧して上記係合部と被係合部とを係合せしめるクサビ部材が着脱自在に介装されていることを特徴とする切削工具。
IPC (2件):
B23B 29/03 ,  B23B 29/034

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