特許
J-GLOBAL ID:200903004471526712
共振形光ファイバジャイロにおける偏波変動誘起ドリフトを低減させる方法および該方法を用いた装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-243218
公開番号(公開出願番号):特開2002-054930
出願日: 2000年08月10日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 共振形光ファイバジャイロにおいて偏波依存性の損失がリング共振器中、カプラまたはリード部に存在する場合にも、共振形光ファイバジャイロの出力に誤差を発生させない方法およびその方法を用いた装置を提供する。【解決手段】 リング共振器において、カプラ1と偏波を回転させる点で分割される導波路の2つの部分の長さL1 およびL2 の差をΔLとする。また、導波路の有する2つの偏波軸の伝搬定数差をΔβとする。このときのΔLとΔβの関係が、ΔβΔL=π+2nπ[ rad] (n:整数)又は、近傍の値になるようにする。そして偏波変動により誘起される誤差を最小にするように前記ΔLを設定する。これにより偏波依存性損失がカプラなどに存在する場合にも、リング共振器自体が誤差を発生しない状態にすることができ、共振形光ファイバジャイロは、偏波変動により誘起されるジャイロ出力の誤差を最小に抑えることができる。
請求項1:
光波を伝搬させる2つの偏波軸を有する導波路により形成されるセンシングループならびに前記センシングループ中に挿入され、レーザ光源からの光波を前記センシングループに導くとともに該センシングループの光波を出射させるカプラからなり、前記センシングループ中に偏波を回転させる点を有する反射形リング共振器において回転等の非相反的効果を計測する方法において、前記カプラと前記偏波を回転させる点で分割される導波路の2つの部分の長さL1 およびL2 の差をΔL、導波路の有する2つの偏波軸の伝搬定数差をΔβとしたとき、前記ΔLとΔβの関係が、ΔβΔL=π+2nπ[ rad] (n:整数)又は、近傍の値になるようにし偏波変動により誘起される誤差を最小にするように前記ΔLを設定することを特徴とする共振形光ファイバジャイロにおける偏波変動誘起ドリフトを低減させる方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01C 19/72 A
, H01S 3/083
Fターム (13件):
2F105BB08
, 2F105DD03
, 2F105DE04
, 2F105DE05
, 2F105DE13
, 2F105DE21
, 2F105DE27
, 2F105DF01
, 2F105DF04
, 2F105DF07
, 5F072LL17
, 5F072MM20
, 5F072YY12
引用特許:
出願人引用 (2件)
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光ファイバジャイロ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-012865
出願人:株式会社フジクラ, 保立和夫
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特表平4-500725
引用文献:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)
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