特許
J-GLOBAL ID:200903004477321071

ATM集線制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016169
公開番号(公開出願番号):特開平5-211519
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、複数のATM多重化された入力リンクから送られてくるATMセルを単一の出力リンクに送出する際のATM集線制御方式に関し、複数のバッファに、読出し待ちのセルが蓄積されている場合に、いかなる規則で読み出せば良いかを示して、セル廃棄を極力少なくすることを目的とする。【構成】 一定期間T内における各バッファ1-iの申告到着セル数Niがバッファ長Miよりも大きいときに、差分Di=Ni-Miを予測溢れセル数とし期間T毎にその予測溢れセル数をセットしバッファ1-iからセルを読み出すカウンタを、各バッファ1-i対応に設け、セルを蓄積しているかセルが到着しているバッファ1-iが複数あり、且つ、差分値Diが1以上のバッファ1-iが複数ある場合は、その時点での差分値Diが最も小さいバッファ1-iのセルをDiが0になるまで優先的に読み出して出力リンクに送出するように構成する。
請求項(抜粋):
複数のATM多重化された入力リンクから送られてくるATMセルを、ある一定期間TにN個のセルを運ぶことができる単一の出力リンクに送出すべく、セル送出時の衝突を回避するためのバッファ(1-i)を各入力リンク毎に設けたATM集線装置において、該一定期間T内における各バッファ(1-i)の申告到着セル数Niがそのバッファ長Miよりも大きいときに、その差分Di=Ni-Miを予測溢れセル数とし該期間T毎にその予測溢れセル数をセットし、そのバッファ(1-i)からセルを読み出して、出力リンクに送出する度に、そのカウンタ値を1つずつ減少させるカウンタを、各バッファ(1-i)対応に設け、セルを蓄積しているかセルが到着しているバッファ(1-i)がただ1つの時は、そのバッファ(1-i)のセルを出力リンク上に送出し、セルを蓄積しているかセルが到着しているバッファ(1-i)が複数あり、且つ、差分値Diが1以上のバッファ(1-i)が複数ある場合は、その時点での差分値Diが最も小さいバッファ(1-i)のセルを差分Diが0になるまで優先的に読み出して出力リンクに送出し、セルを蓄積しているかセルが到着しているバッファ(1-i)が複数あるが、差分値Diが1以上のバッファ(1-i)がない場合には、その中の任意のバッファ(1-i)からセルを読み出して、出力リンクに送出することを特徴とする、ATM集線制御方式。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04Q 3/52 101 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 Z ,  H04Q 11/04 B

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