特許
J-GLOBAL ID:200903004479300837

可変動弁装置の駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040183
公開番号(公開出願番号):特開平11-236831
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】作動油の経時劣化等に伴う作動油粘度変化に追従して良好に可変動弁装置の駆動制御を行なえるようにすること。【解決手段】S1で目標開特性に変更があったか否かを検出し、S2で実際の応答時間Aを計測する。S3では、マップ等を参照し、設定応答時間Bを求める。S4でC(=A-B)を求め、S5で補正演算(B←B+C)を行い、その結果を用いて、PIDDTY(%)(制御ゲイン)を補正演算し、これに基づき最終的なデューティ比(VTCDTY)を演算して、PID制御を実行する。そして、S6では、S5で得られたBを、S3で説明したマップの新たなマップ値として記憶更新して、本フローを終了する。このようにすると、実際の応答特性を把握できるから、作動油の経時劣化等による作動油粘度の変化に応じて可変動弁装置101 の駆動制御特性を良好なものに補正することができ、延いては機関運転性、排気性能等を改善することができる。
請求項(抜粋):
作動油圧制御弁の開度を制御することで作動油圧を制御して、内燃機関の吸気弁或いは排気弁の少なくとも一方の開特性を可変に制御するようにした可変動弁装置の駆動制御装置であって、前記開特性を、目標開特性に制御するのに必要な基本制御量を演算する基本制御量演算手段と、前記弁体の開特性を、所定の応答特性で目標開特性に収束・維持させるのに必要な補正制御量を演算する補正制御量演算手段と、実際の弁体の応答特性を検出する応答特性検出手段と、前記応答特性検出手段により検出された実際の応答特性に基づいて、前記補正制御量を補正する補正制御量補正手段と、前記基本制御量と、前記補正制御量補正手段により補正された補正制御量と、に基づいて、前記作動油圧制御弁の開度制御を行なう開度制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする可変動弁装置の駆動制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 13/00 301 ,  F01M 11/10 ,  F02D 45/00 312
FI (4件):
F02D 13/02 H ,  F01L 13/00 301 Y ,  F01M 11/10 B ,  F02D 45/00 312 T
引用特許:
審査官引用 (1件)

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