特許
J-GLOBAL ID:200903004480358725
縦型遊技機における開閉連結装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-331221
公開番号(公開出願番号):特開平11-137805
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 作業者の「右利き、左利き、体格(身長)」等の差に拘らず手早く安全にかつ楽に機体を着脱できるようにした開閉連結装置を提供する。【解決手段】 外枠Aに対する前枠Bの組付けでは、下の開閉連結手段における支軸と軸孔とを上下に嵌挿連結したもとで、支持具20の支軸25を受け具27側の軸受出し口48から受入れて閉鎖位置のロック部材40の案内面44で案内すると共に、同ロック部材40を開放位置に変位させながら軸孔31の開口側面から嵌合連結して、閉鎖位置に復帰されたロック部材40の開閉縁45で軸孔31内の支軸25を抜け止め保持する。また、外枠Aに対する前枠Bの組外しでは、係止手段33,50によりロック部材40をロック解除位置に保持したもとで、支軸25を軸孔31の開口側面から相対的に離脱させつつ軸受出し口48に引出して、両枠A,Bを分離する。
請求項(抜粋):
外郭用固定枠をなす外枠(A)に対して搭載用開閉枠をなす前枠(B)が、支軸と軸孔とを公差的寸法で嵌挿連結する下の開閉連結手段(H2)と、支軸と軸孔とを広角的な横方向から嵌挿連結する上の開閉連結手段(H1)とにより着脱および開閉可能に組付けられて、縦向き設置姿勢で遊技に供し得る縦型遊技機において、前記上の開閉連結手段(H1)では、外枠(A)の左上隅角部に固定されて左端前部に形成された庇状の支片部(23)に支軸(25)を下向きに固定した支持具(20)と、前枠(B)の左上隅端部に固定されて左端前部に形成された軸支部(30,54,59)に側面を開口して前記支軸(25)を横向きに嵌合・離脱し得る軸孔(31)を形成した受け具(27)と、この受け具(27)の水平上面で前記支軸(25)を案内し得る位置に旋回動可能に支持されて、適宜付勢手段(47)により軸孔(31)の開口側面に対する閉鎖位置と開放位置とに往復変位可能とされたロック部材(40)とを備え、前記ロック部材(40)は、指先操作が可能なハンドルレバー形式で、左外側縁に前記支軸(25)に対する案内面(44)を形成して前端縁に前記軸孔(25)の開口側面に対する開閉縁(45)を形成し、前記受け具(27)の上面左外端とロック部材(40)の案内面(44)との間には、前枠(B)の厚み方向に常に開口して支軸(25)を広角的な方向に受出しできる軸受出し口(48)を形成すると共に、受け具(27)側とロック部材(40)側との間には、ロック部材(40)自体をロック解除位置に係脱可能に係止保持し得る係止手段(33,50,61,64,66,69)を設け、前記支持具(20)の支軸(25)を受け具(27)側の軸受出し口(48)から受入れて閉鎖位置のロック部材(40)の案内面(44)で案内すると共に、同ロック部材(40)を開放位置に変位させながら軸孔(31)の開口側面から嵌合連結して、閉鎖位置に復帰されたロック部材(40)の開閉縁(45)で軸孔(31)内の支軸(25)を抜け止め保持する一方、前記係止手段(33,50,61,64,66,69)によりロック部材(40)をロック解除位置に保持したもとで、支軸(25)を軸孔(31)の開口側面から相対的に離脱させつつ軸受出し口(48)に引出し得るように構成したことを特徴とする縦型遊技機における開閉連結装置。
前のページに戻る