特許
J-GLOBAL ID:200903004480895771

無灰炭の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫 ,  富田 哲雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-066815
公開番号(公開出願番号):特開2009-221340
出願日: 2008年03月14日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】濾過により、石炭成分が抽出された液体成分に含まれる、特に粒径の小さい灰分まで除去することで、灰分濃度の極めて低い無灰炭を製造する無灰炭の製造方法を提供することにある。【解決手段】石炭と芳香族溶剤とを混合したスラリーを加熱処理するスラリー加熱工程(S1)と、スラリー加熱工程(S1)で加熱処理されたスラリーを、液体成分と、固体成分と、に分離する分離工程(S2)と、分離工程(S2)で分離された液体成分を濾過する第1濾過工程(S3)と、第1濾過工程(S3)で濾過された濾液を、さらに濾過する第2濾過工程(S4)と、第2濾過工程(S4)で濾過された濾液から芳香族溶剤を除去して、無灰炭を取得する無灰炭取得工程(S5)と、を含み、第2濾過工程(S4)で濾過する濾液の温度が、第1濾過工程(S3)で濾過する液体成分の温度よりも低いことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
石炭と芳香族溶剤とを混合したスラリーを加熱処理するスラリー加熱工程と、 前記スラリー加熱工程で加熱処理されたスラリーを、石炭が溶解した液体成分と、灰分および不溶石炭を含む固体成分と、に分離する分離工程と、 前記分離工程で分離された液体成分を濾過する第1濾過工程と、 前記第1濾過工程で濾過された濾液を、さらに濾過する第2濾過工程と、 前記第2濾過工程で濾過された濾液から芳香族溶剤を除去して、無灰炭を取得する無灰炭取得工程と、を含み、 前記第2濾過工程で濾過する濾液の温度が、前記第1濾過工程で濾過する液体成分の温度よりも低いことを特徴とする無灰炭の製造方法。
IPC (1件):
C10L 5/00
FI (1件):
C10L5/00
Fターム (5件):
4H015AA10 ,  4H015AB01 ,  4H015BA11 ,  4H015BB12 ,  4H015CB01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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