特許
J-GLOBAL ID:200903004493196449

インクシートの伸長力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190170
公開番号(公開出願番号):特開平8-337027
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は絵柄によって発生する多様なインクシートのしわを効果的に防止し、良好な印字を実現可能なインクシートの伸長力調整装置を得ることを目的とする。【構成】 本発明の伸長力調整装置は弾性部材(36)を回転軸部材の表面に巻きつくように一体的に設ける。その形状は回転軸部材の回転軸に対して垂直方向の断面が円形であり、複数の溝(36b) が弾性部材の円周方向に沿って形成するように構成されている。以上の構成によって、溝によって分けられた弾性部材の複数部分がそれぞれ独立に伸び縮みし、ランダムな伸縮によって発生するインクシートのしわを、安価な構成で良好に防止することができる。以上のように本発明によれば、インクシートの印字画面の領域内に対応する部分はもちろんのこと、印字画面と余白部の境界部分等においても、また、発生したしわを軽減することができる。
請求項(抜粋):
記録シートを送り出す供給ロールと、該記録シートを巻き取る巻取りロールとを有し、プラテンおよびサーマルヘッドとからなる記録部が前記供給ロールと前記巻取りロールとの間に配置されるような前記記録シートの搬送装置において、前記供給ロールと前記記録部との間、および前記記録部と前記巻取りロールとの間の少なくとも一方に配置された記録シートの伸長力調整装置であり、回転軸部材と、弾性部材とを有し、前記弾性部材は前記回転軸部材の表面に一体的に設けられるとともに、前記回転軸部材の回転軸に対して垂直方向の断面が円形であり、複数の溝が前記弾性部材の円周方向に沿って形成され、前記複数の溝によって分けられた前記弾性部材の表面の複数の各部分がそれぞれ独立に変形することを特徴とした記録シートの伸長力調整装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭64-026482
  • 特開平2-022084
  • 特開平2-029368
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