特許
J-GLOBAL ID:200903004495108504
複層管状成形体
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-109655
公開番号(公開出願番号):特開平6-320690
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】高温耐油性および耐摩耗性に優れた複層管状成形体を提供すること。【構成】所定の脂肪族ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、所定のジヒドロキシ化合物および所定のモノヒドロキシ化合物のうち少なくともいずれか一方とを構成成分とするポリエステル20〜70重量%と、ブチレングリコールおよび/またはエチレングリコールを主成分とするジオール成分と、テレフタル酸を主成分とする酸成分とを構成成分とする芳香族ポリエステル80〜30重量%とを溶融混練し、交差エステル交換反応を行うことにより得られるポリエステル共重合体100重量部に、ポリカルボジイミドを0.3〜5.0重量部配合してなるポリエステル共重合体組成物で形成された内層;および、ポリアジペート、ポリラクトン、ポリ炭酸エステルおよびポリオールからなる群より選択される少なくとも一種をソフトセグメント導入用の化合物とし、この化合物を所定量含有する熱可塑性ポリウレタンエラストマーで形成された外層を有する、複層管状成形体。
請求項(抜粋):
(A)下記一般式〔I〕で表される脂肪族ジカルボン酸と、脂肪族ジオールと、下記一般式〔II〕で表されるジヒドロキシ化合物および下記一般式〔III〕で表されるモノヒドロキシ化合物のうち少なくともいずれか一方とを構成成分とし、該ジヒドロキシ化合物と該モノヒドロキシ化合物とを合わせたヒドロキシ化合物の含有量が全モノマーに対して2〜10モル%であるポリエステル20〜70重量%と、(B)ブチレングリコールおよび/またはエチレングリコールを主成分とするジオール成分と、テレフタル酸を主成分とする酸成分とを構成成分とする芳香族ポリエステル80〜30重量%、とを、2mmHg以下の減圧下、220°C〜280°Cで溶融混練して(A)と(B)との間で交差エステル交換反応を行うことにより得られ、かつo-クロロフェノール/1,1,2,2-テトラクロロエタン=5/4の体積比からなる混合溶媒中、30°Cにおいて測定した極限粘度が0.8〜3.0であるポリエステル共重合体100重量部に、ポリカルボジイミドを0.3〜5.0重量部配合してなるポリエステル共重合体組成物で形成された内層;および、ポリアジペート、ポリラクトン、ポリ炭酸エステルおよびポリオールからなる群より選択される少なくとも一種をソフトセグメント導入用の化合物とし、該化合物の数平均分子量が400〜6000であり、かつ該化合物の含有割合が40〜80重量%である熱可塑性ポリウレタンエラストマーで形成された外層を有する、複層管状成形体。【化1】(式中、nは0〜10の整数を示す。)【化2】(式中、R1およびR2はそれぞれ独立して、アルキレン基を示し、pは3または4であり、qおよびrはそれぞれ独立して0または1以上の整数を示す)。【化3】(式中、R3はアルキレン基を示し、tは2または3であり、mは0または1以上の整数を示す)。
IPC (2件):
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