特許

J-GLOBAL ID：200903004495576958

有機電界発光素子用組成物及び有機電界発光素子の製造方法

発明者： 緒方 朋行 ,  相馬 実 ,  飯田 宏一朗 ,  中井 敏光
出願人/特許権者： 三菱化学株式会社
代理人 (2件)： 千田 武 ,  古部 次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-233676
公開番号（公開出願番号）：特開2005-093427
出願日： 2004年08月10日
公開日（公表日）： 2005年04月07日
要約：

【課題】 正孔注入・輸送性材料及び/又は電子受容性化合物が変質することなく、湿式製膜法により正孔注入・輸送層を形成するのに好適な有機発光素子用組成物を提供する。 【解決手段】 芳香族ジアミン化合物等の正孔注入・輸送性材料とトリ(ペンタフルオロフェニル)ホウ素等の電子受容性化合物と、これらを溶解する安息香酸エチル等の芳香族エステル系溶媒からなる溶液組成物であって、これらの正孔注入・輸送性材料及び電子受容性化合物を失活させるような水分、アルコール系溶媒又はハロゲン系溶媒の濃度を1重量%以下に低減され、さらに、溶液組成物を調製後20時間以内に、湿式製膜法による正孔注入層等を形成する際に使用される有機電解発光素子用組成物。 【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

有機電界発光素子の正孔注入層及び正孔輸送層の中、少なくとも1層を形成する正孔注入・輸送性材料及び/又は電子受容性化合物と、 前記正孔注入・輸送性材料及び/又は前記電子受容性化合物を溶解する溶媒と、を含有した組成物において、 前記組成物中に含まれる、前記正孔注入・輸送性材料及び/又は前記電子受容性化合物を失活させる失活物質又は前記失活物質を発生させる化合物の濃度が1重量%以下であることを特徴とする有機電界発光素子用組成物。

IPC (3件)：

H05B33/22 ,  H05B33/10 ,  H05B33/14

FI (3件)：

H05B33/22 D ,  H05B33/10 ,  H05B33/14 A

Fターム (5件)：

3K007AB11 ,  3K007AB18 ,  3K007DB03 ,  3K007FA00 ,  3K007FA01

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 有機エレクトロルミネッセンス素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-081511   出願人：出光興産株式会社
• 有機電界発光素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-128841   出願人：三菱化学株式会社, 城戸淳二
• 有機電界発光素子及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-159221   出願人：三菱化学株式会社

審査官引用 (2件)

• 芳香族ジアミン含有高分子化合物およびそれを用いる有機電界発光素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-311399   出願人：三菱化学株式会社
• 有機エレクトロルミネッセンス素子とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-091919   出願人：本田技研工業株式会社