特許
J-GLOBAL ID:200903004495785247

鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041463
公開番号(公開出願番号):特開平10-217961
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 軌間が異なる線路間で列車の直通運転をするための道車両用軌間変更台車の軌間変更装置における軸箱と輪軸との間のがたつきを防止する。【解決手段】 車軸両端の軸受を前後方向直径線上に一対の突起5を有する保持器4に納め、該保持器の突起5を案内して輪軸を左右方向にスライドさせる案内部材9、10または11、12を内外の軸箱内に設け、前記案内部材の狭軌ゲージ位置と標準軌ゲージ位置との間に下方よりロックピン15を挿入して車軸2を係止する軌間変更装置において、外側軸箱8の案内部材11、12をゴム等の弾性体13で弾性支持し、外側軸箱8の外側端面に車軸端面または案内部材11の端面を押圧する積層ゴム14を装着し、軌間変更時に該積層ゴム14を圧縮させるための一対のレバー19と車体を支持するための一対の荷重支持部材18とで一対のリンク16を形成し、軸箱外側端面に軸ピン17にて軸支し、荷重支持部材18の作動時にレバー19が積層ゴム14を圧縮方向に押圧するように構成する。
請求項(抜粋):
車輪1個を装着した独立輪軸の一対を同一軸線上に対向し、左右方向に互いに逆向きに移動させて車輪間隔を変更し、異なる軌間の線路間を直通運転可能とした軌間可変台車における、車軸両端の軸受を前後方向直径線上に一対の突起を有する保持器に納め、該保持器の突起を案内して輪軸を左右方向にスライドさせる案内部材を軸箱内に設け、前記案内部材の狭軌ゲージ位置と標準軌ゲージ位置との間に下方よりロックピンを挿入して車軸を係止する軌間変更装置において、外側軸箱の案内部材をゴム等の弾性体で弾性支持し、外側軸箱の外側端面に車軸端面または案内部材の端面を押圧する積層ゴムを装着し、軌間変更時に該積層ゴムを圧縮させるための一対のレバーと車体を支持するための一対の荷重支持部材とで一対のリンクを形成し、軸箱外側端面に軸ピンにて軸支し、荷重支持部材の作動時にレバーが積層ゴムを圧縮方向に押圧するように構成したことを特徴とする鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更装置。

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