特許
J-GLOBAL ID:200903004498117270

給湯器の再出湯時における燃焼制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-345015
公開番号(公開出願番号):特開平7-027420
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 再出湯時のガス量を制御して出湯温の安定化を図る。【構成】 予め入水温、入水量、給湯設定温度等の各条件下に応じた湯温の立ち上がり特性GP と湯温の立ち下がり特性GD と各特性の遅れ時間LP ,LD との各関係データを与えておく。再出湯時における上記各条件下の湯温の立ち下がり特性GD と立ち上がり特性GP を関係データとして求め、湯温の立ち下がり特性GD による湯温降下分と、湯温の立ち上がり特性GP による湯温の上昇分の差を零にするガス補正量ΔGを求める。再出湯時の立ち上げガス量をこのガス補正量で補正し、立ち上がり進み時間Δt分だけガス量を絞って待機した後、補正したガス量を立ち上げ燃焼し、立ち上がり遅れが生じた場合は、これを熱量補正して供給することで出湯温度のアンダーシュートやオーバーシュートを小さくする。
請求項(抜粋):
給湯器のコールドスタートによる湯温の立ち上がり特性と、再出湯開始時から湯温上昇開始までの湯温立ち上がり特性の立ち上がり遅れ量と、燃焼停止後の通水による給湯器内残留湯温の給湯設定温度以降の立ち下がり特性と、湯温が設定温度よりも高い後沸き部分を経て給湯設定温度に達するまでの湯温立ち下がり特性の立ち下がり開始までの遅れ量とを少なくとも入水温と入水量と給湯設定温度の情報に対応させて予め求めておき、給湯器の燃焼停止後の再出湯時に前記湯温の立ち下がり遅れ量と湯温の立ち下がり特性から得られる湯温の降下分と、前記湯温の立ち上がり遅れ量と湯温の立ち上がり特性から得られる湯温の上昇分との再出湯時点以降の差し引き温度差を零にする補正ガス量を点火から着火までの時間が予め与えた一定の標準着火時間で行われるものとして求め、その一方で点火から着火までの着火時間を計測し、前記標準着火時間に対して着火遅れが生じたときには着火遅れ分を補償する着火遅れ補償ガス量を求めて前記補正ガス量を再出湯時の立ち上げガス量に増減補正したものにさらに着火遅れ補償ガス量を加えて燃焼を行い、湯温安定までフィードフォワード制御によって燃焼する給湯器の再出湯時における燃焼制御方法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-261696   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平2-021156
  • 特開平1-219415
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