特許
J-GLOBAL ID:200903004503802024

トリポード型等速ジョイント及びそのローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-211080
公開番号(公開出願番号):特開2000-046062
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 トリポード型等速ジョイントのローラの製造コストを増大させることなく、ローラの摩擦損失及び摩耗を減少させる。【解決手段】 インナ部材20から放射状に突出する3本のトラニオン21に3つの回転自由度を有するように支持されたローラ30は、外周の転動面31がアウタ部材10のトラック面16に係合され、ローラ両側の被ガイド面32はトラック面の両端縁部から内向きに傾斜して形成されたガイド面17に点接触される。ローラの各被ガイド面は切削により形成し、また転動面はローラの中心軸線と平行で両被ガイド面に同時に接する接線により形成される仮想円筒面35よりも多少外側となるように切削により形成された円筒面36を、仮想円筒面付近まで研削することにより形成される。
請求項(抜粋):
内周に軸線方向に3本の案内溝が形成されたアウタ部材と、このアウタ部材の内側に配置され前記各案内溝内に突出する3本のトラニオンを有するインナ部材と、中心部が前記各トラニオンに3つの回転自由度を有するように支持されると共に外周の転動面が前記各案内溝底部のトラック面に係合される3つのローラを備え、このローラの両外端面と前記転動面の間に形成されて湾曲した断面形状を有する各被ガイド面が前記トラック面の両端縁部から内向きに傾斜して形成されたガイド面に選択的に点接触して前記案内溝に対するローラの姿勢を制御するようにしてなるトリポード型等速ジョイントにおいて、前記ローラの前記転動面は前記ローラの中心軸線と平行で前記両被ガイド面に同時に接する接線によりこの両被ガイド面の間に形成される仮想円筒面よりも外側となるように形成された円筒面からなることを特徴とするトリポード型等速ジョイント。
FI (2件):
F16D 3/20 M ,  F16D 3/20 Z

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