特許
J-GLOBAL ID:200903004504587453

アミラーゼ阻害物質の取得方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-127970
公開番号(公開出願番号):特開平5-301898
出願日: 1992年04月22日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【構成】 小麦粉等を水、希酸、希アルカリ又は含水アルコールで抽出した抽出液に、アミラーゼ阻害物質と不溶性複合体を形成する多糖類を加えて不溶性複合体を生成させ、該複合体から多糖類を再度分離除去してアミラーゼ阻害物質を含有する液を分取し、その液を陽イオン交換体で処理して陽イオン交換体非吸着画分からアミラーゼ阻害物質を回収する方法、それにより得られたアミラーゼ阻害物質、それを含有する血糖値上昇抑制剤及びインシュリン分泌調節剤並びに該物質を添加した食品。【効果】 高いアミラーゼ阻害活性を有し且つトリプシン阻害活性を有さないアミラーゼ阻害物質を得ることができ、このアミラーゼ阻害物質は、インシュリンの分泌を効果的に抑制し、高血糖症、糖尿病、高脂血症、動脈硬化、肥満などの予防および治療に有効であり、しかも摂取した時に下痢や吐き気等の副作用がなく、口当たりが良く摂取し易い。
請求項(抜粋):
アミラーゼ阻害物質の取得方法であって、(a)小麦、小麦粉または小麦グルテンを水、希酸、希アルカリまたは含水アルコールで抽出してアミラーゼ阻害物質を含有する液を得る工程;(b)上記工程(a)で得たアミラーゼ阻害物質を含有する液に、アミラーゼ阻害物質と不溶性の複合体を形成する多糖類を加えて、アミラーゼ阻害物質と多糖類との不溶性の複合体を生成させ、その複合体を液から分別する工程;(c)上記工程(b)で分別した複合体から多糖類を分離除去してアミラーゼ阻害物質を含有する液を分取する工程;および(d)上記工程(c)で分取したアミラーゼ阻害物質を含有する液を陽イオン交換体で処理して陽イオン交換体非吸着画分からアミラーゼ阻害物質を回収する工程;を包含することを特徴とするアミラーゼ阻害物質の取得方法。
IPC (7件):
C07K 15/10 ,  A61K 37/64 ADP ,  C07K 3/02 ,  C07K 3/12 ,  C07K 3/14 ,  C07K 3/22 ,  C12N 9/99
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭46-001833

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