特許
J-GLOBAL ID:200903004507008756

搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247722
公開番号(公開出願番号):特開平10-093653
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 多値直交振幅変調信号を復調する復調器に用いられる搬送波再生回路に関し、簡単な回路構成で、入力信号(多値直交振幅変調信号)の同期が完全にはずれてしまった場合でも、再生搬送波信号の周波数を最適な周波数に迅速に調整して入力信号の同期を常に確立させることができるようにする。【解決手段】 中間周波信号を局部発信器12を用いて検波する検波器1と、位相誤差検出部3と、第1ループフィルタ5をそなえることにより、位相誤差情報を第1ループフィルタ5を通じて局部発信器12へフィードバックする第1PLLループ部20と、周波数制御部6と、第2ループフィルタ7とをそなえることにより、位相誤差情報に起因するマーク率が所定の範囲から逸脱すると、周波数制御部6による更新動作を行なわせて、周波数制御信号を第2ループフィルタ7を通じて局部発信器12へフィードバックする第2PLLループ部21とをそなえる。
請求項(抜粋):
中間周波信号を局部発信器を用いて検波する検波器と、該検波器で検波された検波信号から位相誤差情報を検出する位相誤差検出部と、該位相誤差検出部で検出された該位相誤差情報をろ波する第1ループフィルタをそなえることにより、該位相誤差情報を該第1ループフィルタを通じて該局部発振器へフィードバックする第1PLLループ部と、該位相誤差情報に基づいて該局部発振器のための周波数制御信号を更新動作によって生成する周波数制御部と、該周波数制御部からの該周波数制御信号をろ波する第2ループフィルタとをそなえることにより、該位相誤差情報に起因するマーク率が所定の範囲から逸脱すると、該周波数制御部による更新動作を行なわせて、該周波数制御部からの該周波数制御信号を該第2ループフィルタを通じて該局部発振器へフィードバックする第2PLLループ部とをそなえて構成されたことを特徴とする、搬送波再生回路。

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