特許
J-GLOBAL ID:200903004508119829
ジャイロスコープ用の変換装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035263
公開番号(公開出願番号):特開2000-234934
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 従来のローパスフィルタでは角速度出力に混入する外乱ノイズを効果的に除去することができず、A/D変換器でのサンプリング時に外乱ノイズが混じると数値積分して求めた角度に大きな誤差が生じてしまう。【解決手段】 第1のローパスフィルタ10の時定数T1をA/D変換手段7のサンプリング周期Ts以下に設定し、第2のローパスフィルタ20のカットオフ周波数f2をサンプリング周波数fs以上に設定すると、サンプリング周波数fsでは第1のローパスフィルタ10を1次系のローパスフィルタ、即ち積分器として動作させることができるため、外乱ノイズを簡易的に積分補間して打ち消すことができる。またそれ以上の周波数の外乱ノイズに対しては2次系のローパスフィルタとして機能させることができるため、外乱ノイズをより効果的に除去した角度出力を得ることができる。
請求項(抜粋):
圧電振動子と、この圧電振動子に所定の交流駆動電力を供給して振動させるドライブ手段と、前記圧電振動子からの角速度変化に対応する出力に対して不要な周波数成分を除去するノイズ除去手段と、ノイズが除去された前記出力を所定のサンプリング周期でA/D変換するA/D変換手段と、A/D変換後の出力を数値積分して角度変化に対応する値を得る積分器、とを有するジャイロスコープ用の変換装置において、前記ノイズ除去手段は、第1のローパスフィルタと第2のローパスフィルタとからなり、前記第1のローパスフィルタの時定数が前記A/D変換手段のサンプリング周期以下に設定されており、且つ第2のローパスフィルタのカットオフ周波数が前記サンプリング周期に対応する周波数よりも高い周波数に設定されていることを特徴とするジャイロスコープ用の変換装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
2F105BB03
, 2F105CC01
, 2F105CD02
, 2F105CD06
, 2F105CD11
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