特許
J-GLOBAL ID:200903004511488975

扉の開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161582
公開番号(公開出願番号):特開平5-010659
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 両開き可能な扉の開閉装置において、扉の不用意な脱落を防止しかつ扉の内面の仕上げを向上させることである。【構成】 この発明にかかる扉の開閉装置は右方向および左方向のいずれの方向にも開閉可能な扉の開閉装置であって、各々は係合溝に対してヒンジピンの棒体が係合するにつれて回転する係合部を有し、係合溝に完全に係合した位置では、ヒンジピンの棒体の係合溝を介しての係合の解除を阻止する形状である1対のラッチ板と、固定板に取付けられたリンク部材の各々の間に掛渡され、ラッチ板の一方がヒンジピンの係合を解除する方向に回転したとき、ラッチ板の他方がヒンジピンの係合を拘束する方向に回転するように移動する連結部材と、各々は固定板に設けられた軸を中心に回動自在であり、ラッチ板の各々がヒンジピンの係合を解除する位置にあるとき、その位置を保持するようにラッチ板に係合し、ヒンジピンが固定板の係合溝に係合するにつれてヒンジピンの先端部によってラッチ板との係合が解除される1対の拘束部材とを備えたものである。
請求項(抜粋):
右方向および左方向のいずれの方向にも開閉可能な扉の開閉装置であって、各々は扉本体および扉取付部のいずれか一方の左右両端部に取付けられた棒体であって、その先端部の径が前記棒体の径より大である1対のヒンジピンと、扉本体および扉取付部のいずれか他方に取付けられ、前記ヒンジピンに対応した位置に前記ヒンジピンが係合自在の1対の係合溝を有する固定板と、各々は前記係合溝の近傍に設けられ、前記固定板に設けられた軸を中心に回動自在であり、その一部は前記係合溝に対して前記ヒンジピンの棒体が係合するにつれて前記軸を中心に回転する係合部を有し、前記係合部は前記ヒンジピンが前記係合溝に完全に係合した位置では、前記ヒンジピンの棒体の前記係合溝を介しての係合解除を阻止する形状である1対のラッチ板と、各々は、前記ラッチ板の回動に応じて前記固定板に設けられた軸を中心に回動する1対のリンク部材と、前記リンク部材の各々の間に掛渡され、前記ラッチ板の一方が前記ヒンジピンの係合を解除する方向に回転したとき、前記ラッチ板の他方が前記ヒンジピンの係合を拘束する方向に回転するように移動する連結部材と、各々は、前記係合溝の近傍に設けられ、前記固定板に設けられた軸を中心に回動自在であり、前記ラッチ板の各々が前記ヒンジピンの係合を解除する位置にあるとき、その位置を保持するように前記ラッチ板に係合し、前記ヒンジピンが前記固定板の係合溝に係合するにつれて前記ヒンジピンの先端部によって前記ラッチ板との係合が解除される1対の拘束部材とを備えた、扉の開閉装置。

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