特許
J-GLOBAL ID:200903004521934825
高炉操業方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048718
公開番号(公開出願番号):特開平10-245604
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 高炉シャフト内に形成される融着帯根部の位置変動に起因する生鉱石下りや炉底湯溜り内にある溶銑,溶滓の流動阻害部位等の発生を事前に検出し、湯溜り内の活性状態の悪化を未然に防止する。【解決手段】 高炉のシャフト部1及び朝顔部2のステーブクーラ7に複数の温度計Tを設置し、上下方向で隣接する温度計Tの指示値をもとに任意の2点間における第1の相関係数を計算する。また、炉底側壁部の円周方向に設置した複数の熱流センサDの指示値をもとに、任意の2点間における第2の相関係数を計算し、第1の相関係数と第2の相関係数を比較してシャフト1内の上昇ガス流の乱れ状態,融着帯根部M1 の位置及び位置変動の状態を判断し、炉底湯溜り部3内における溶銑L1 及び溶滓L2 の流動阻害部位(不透過層M2 )の発生を事前に予測する。【効果】 予測結果から事前アクションの必要性の有無が判り、安定した炉況が維持される。
請求項(抜粋):
高炉のシャフト部及び朝顔部のステーブクーラに複数の温度計を設置し、上下方向で隣接する温度計の指示値をもとに任意の2点間における第1の相関係数を計算すると共に、炉底側壁部に円周方向に複数の熱流センサを設置し、熱流センサの指示値をもとに任意の2点間における第2の相関係数を計算し、第1の相関係数と第2の相関係数を比較してシャフト内の上昇ガス流の乱れ状態,融着帯根部の位置及び位置変動の状態を判断し、炉底湯溜り部内における溶銑及び溶滓の流動阻害部位の発生を事前に予測することを特徴とする高炉操業方法。
IPC (2件):
C21B 5/00 310
, C21B 5/00 311
FI (2件):
C21B 5/00 310
, C21B 5/00 311
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