特許
J-GLOBAL ID:200903004524807581

X線式異物検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180731
公開番号(公開出願番号):特開平10-026592
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 X線検出器の端部を被検査物が通過することがあっても、確実にX線源のX線強度のゆらぎを補正できるようにする。【解決手段】 X線センサ4の各チャンネルの出力は、順次転送されてオフセット・感度補償回路10でオフセット除去、感度のばらつき補償がなされた後、補正回路13に入力されるとともに、X線センサの各両端部の例えば各3チャンネル分のみが平均値演算回路11に入力されて、各両端部毎の平均値が演算され、この平均値より判定回路12が各両端部のデータの有効性を判定する。一方、補正回路13はX線センサの両端部のデータの有効性に応じてX線センサの各チャンネルの出力を補正して次段の信号処理回路14に送出する。そして、信号処理回路14では、補正回路13の出力を用いてX線透過像を作成し、TVモニターに表示するとともに、この出力に基づいてしきい値を自動的に設定し、このしきい値に比べて当該出力信号が突出している場合、異物ありと判定して警報を発する。
請求項(抜粋):
入射X線量に応じた出力を発生する複数のX線検出素子を有する1次元放射線検出器と、X線管等のX線源と、ベルトコンベヤなどの移送装置とからなるX線式異物検査装置において、1次元放射線検出器の各両端部数素子の出力の平均値より端部平均データを求める平均値演算手段と、この端部平均データと基準値とを比較し、端部平均データが基準値以上の場合に両端部データが有効データであると判定する判定手段とを備え、この判定手段の出力によって1次元放射線検出器の各素子の出力の補正を制御することを特徴とするX線式異物検査装置。
IPC (3件):
G01N 23/18 ,  G01N 23/04 ,  G01V 5/00
FI (3件):
G01N 23/18 ,  G01N 23/04 ,  G01V 5/00 A

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