特許
J-GLOBAL ID:200903004526234554

硬化性オルガノポリシロキサン組成物および該組成物を使用して基材と被着体を接着させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037489
公開番号(公開出願番号):特開平9-208829
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 密閉、遮光条件下では流動性を保つが、紫外線、電子線等の高エネルギー線照射により速やかに非流動性の粘着体を形成し、その後大気中の湿気により硬化反応がさらに進行して弾性体となり得る硬化性オルガノポリシロキサン組成物および該組成物を使用して基材と被着体を接着させる方法を提供する。【解決手段】 (A)アルケニル基含有シリコーンレジン、(B)ケイ素原子結合アルコキシ基を含むメルカプト基含有シロキシ基を有するオルガノポリシロキサン(該オルガノポリシロキサンはアルケニル基を含有しない。)、(C)メルカプト基含有オルガノシランおよび(D)縮合反応促進触媒からなり、25°Cにおける粘度が30,000ポイズ以下である硬化性オルガノポリシロキサン組成物、および、該組成物を基材に塗布した後、高エネルギー線を照射し、次いで被着体を照射面に接触させて、その後これを大気中に放置することにより基材と被着体を接着させる方法。
請求項(抜粋):
(A)平均単位式:R1aSiO(4-a)/2(式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基またはアルコキシ基であり、R1の内少なくとも80モル%は置換もしくは非置換の一価炭化水素基であり、さらにこの一価炭化水素基中、少なくとも2モル%はアルケニル基である。aは0.75〜2.5の数である。)で示されるシリコーンレジン 30〜75重量%、(B)25°Cにおける粘度が1〜1,000ポイズであり、末端に、一般式:【化1】(式中、R2は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、R3はアルコキシ基であり、R4はアルキル基であり、xは1または2である。)で示されるメルカプト基含有シロキシ基を有するオルガノポリシロキサン(但し、該オルガノポリシロキサンはアルケニル基を含有しない。) 70〜25重量%、(C)一般式:(HSR5)R6ySiR7(3-y)(式中、R5は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、R6はアルコキシ基であり、R7はアルキル基であり、yは1〜3の整数である。)で示されるメルカプト基含有オルガノシラン (A)成分と(B)成分の合計100重量部 に対して0.1〜10重量部および(D)縮合反応促進触媒 (A)成分と(B)成分の合計100重量部 に対して0.01〜10重量部からなり、25°Cにおける粘度が30,000ポイズ以下である硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
IPC (6件):
C08L 83/07 LRZ ,  C08K 5/54 ,  C08L 83/08 LRU ,  C09J 5/02 JGV ,  C09J183/07 JGH ,  C09J183/08 JGG
FI (6件):
C08L 83/07 LRZ ,  C08K 5/54 ,  C08L 83/08 LRU ,  C09J 5/02 JGV ,  C09J183/07 JGH ,  C09J183/08 JGG

前のページに戻る