特許
J-GLOBAL ID:200903004532083770
排気消音装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 健
, 仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-034886
公開番号(公開出願番号):特開2007-211734
出願日: 2006年02月13日
公開日(公表日): 2007年08月23日
要約:
【課題】 エンジンの排気音響を低減する排気消音装置であって、その小型化、軽量化を可能にすると共にその信頼性を向上させ、かつ熱音響効果による「音響→熱」の変換を促進して高い消音効果が得られるようにした。【解決手段】 排気管に接続される消音ケース2内に、そこを流れる排気ガスの方向に貫通する複数の排気ガス通路16を有する吸熱体15と、この吸熱体15に吸熱部22Aが支持されるヒートパイプ22とを設けると共に、ヒートパイプ22の放熱部22Bを消音ケース2外に露出させ、吸熱体15を介してヒートパイプ22の吸熱部22Aが吸収した排気ガスの熱をヒートパイプ22の放熱部22Bから外部に放出させるようにした。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
エンジン(E)からの排気ガスを導いて外部に排出する排気管(1)に設けられて、排気音響を低減する排気消音装置であって、
前記排気管(1)に消音ケース(2)を接続し、この消音ケース(2)内に、前記排気管(1)を流れる排気ガスの流れ方向に貫通する複数の排気ガス通路(16)を有する吸熱体(15)と、この吸熱体(15)に吸熱部(22A)が支持されるヒートパイプ(22)とを設けると共に、ヒートパイプ(22)の放熱部(22B)を消音ケース(2)外に露出させ、吸熱体(15)を介してヒートパイプ(22)の吸熱部(22A)が吸収した排気ガスの熱をヒートパイプ(22)の放熱部(22B)から外部に放出させることにより、吸熱体(15)の前後両端部間に排気ガスの流れ方向の上流側から下流側に向けて排気ガス温度が低下する負の温度勾配を形成し、この負の温度勾配に起因する熱音響効果により排気音響の一部を熱に変換して排気音響を低減することを特徴とする、排気消音装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
3G004BA01
, 3G004DA06
, 3G004DA21
, 3G091AA02
, 3G091BA36
, 3G091CA07
引用特許:
前のページに戻る