特許
J-GLOBAL ID:200903004533107487

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 豊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186850
公開番号(公開出願番号):特開平6-185391
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【構成】 流体力学モデルに基づいて燃料噴射量を決定するものであって、マップ検索して得た定常運転状態の燃料噴射量に、スロットル弁の現在の有効開口面積と、同様にマップ検索して得られる定常運転状態時のスロットル弁の有効開口面積との比を乗じ、その積からチャンバ充填空気量に相当する補正燃料噴射量を減算して出力値を決定する。【効果】 過渡運転状態を含む全ての運転状態を通じて最適に燃料噴射量を決定できると共に、劣化、バラツキ、経年変化などを自動的に補正する。
請求項(抜粋):
機関吸気路に設けられたスロットル弁をオリフィスとみなしスロットル弁前後の差圧とスロットル弁の有効開口面積とから絞り式流量計の原理式を用いてスロットル通過空気量Gthを求めて内燃機関燃焼室に供給すべき燃料噴射量を決定する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、a.少なくとも機関回転数、吸気圧力、およびスロットル弁開度を含む機関の運転状態を検出する手段、b.前記内燃機関の定常運転状態と過渡運転状態との相違が前記スロットル弁の有効開口面積の相違にあるものとみなし、定常運転状態時の前記スロットル通過空気量Gthに対応する基本燃料噴射量Ti を検出された機関回転数と吸気圧力とから予め設定した第1の特性に従って決定すると共に、定常運転状態時のスロットル弁の有効開口面積A1 を第2の特性に従って決定する手段、c.検出されたスロットル弁開度と吸気圧力とからスロットル弁の現在の有効開口面積A2 を求める手段、d.求められた基本燃料噴射量Ti に前記スロットル弁の有効開口面積A2 ,A1 の比A2/A1 を乗じて出力燃料噴射量Tout を求める手段、およびe.求められた出力燃料噴射量Tout に基づいてインジェクタを駆動する手段、とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/18 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 366

前のページに戻る