特許
J-GLOBAL ID:200903004537174804

膨脹可能な多数エアバッグを連設した緩衝材シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 修自
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240208
公開番号(公開出願番号):特開平6-100034
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】膨脹可能な多数のエアバッグからなる緩衝材シートの製造方法に関する。【構成】吹き込みチューブ形成用の2枚のフィルムf1,f2をそれぞれのロールから引き出すと同時にエアバッグ用フィルムの1枚F1をそのロールから引き出してチューブ用フィルムf1,f2の上に重ねて同時に進行させつつ、エアバッグ用フィルムの上からチューブ用フィルムのヒートシールを行なって吹き込み用の主幹路と自封式弁を備えた吹き込みチューブを形成し、すぐ続いてもう1枚のエアバッグ用フィルムF2を下から上のフィルムF1に揃えてエアバッグの両側縦縁をヒートシールすることにより両側縁の閉じた扁平筒体とすると共に、この筒体の一側縁の中に吹き込みチューブの一側縁を同時に封着させ、ついで扁平筒体の上から横断ヒートシールを所定間隔で形成することから成る、膨張可能な多数エアバッグを連設した緩衝材シートを製造する方法。
請求項(抜粋):
個々に仕切られ、内部を吹き込みチューブが貫通している、膨脹可能で平時は扁平な、多数エアバッグから成る緩衝材シートを製造する方法であって、(1)吹き込みチューブ形成用の熱溶着性の2枚の細幅フィルムf1,f2を互いの両側縁を引き揃えて引き出し、該フィルムの少なくとも一方の内表面は、吹き込み用の主幹路28を形成すべき領域を予め非溶着処理38しておくものとし、(2)エアバッグ形成用の熱溶着性の広幅フィルムの1枚F1を、その一側縁を前記細幅フィルムの一側縁に揃えて上から重ね、(3)吹き込みチューブに所定の自封式弁を形成するパターンを有するヒートシール金型を前記広幅フィルムF1の上から細幅フィルムf1,f2に適用して該細幅フィルムf1,f2の所定個所を封着し、(4)ついでもう1枚の熱溶着性の広幅フィルムF2を、その一側縁を前記細幅フィルムと広幅フィルムとの合わさった一側縁に揃えて下側から重ね合わせ、(5)重ね合わせた両広幅フィルムF1,F2の一側縁及び他側縁に縦ヒートシール31,32を形成して両側縁を封着すると共に、封着した一側縁の中には前記細幅フィルムf1,f2の前記一側縁を同時に封着し、(6)ついで両縦ヒートシール31,32間を所定間隔ごとに横断する横ヒートシール33,34を広幅フィルム上に形成して、広幅フィルムF1,F2どうし、及び広幅フィルムと細幅フィルムとを溶着させ、以って個々に仕切られ、内部を吹き込みチューブが貫通している、膨脹可能で、平時は扁平な、多数エアバッグから成る緩衝材シートを製造することを特徴とする方法。

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