特許
J-GLOBAL ID:200903004537558920

自動車のサイドフレーム補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140283
公開番号(公開出願番号):特開平11-334645
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 サイドフレームを構成する前部フレームの後端部と傾斜フレームの前端部との結合部の強度を簡単な作業により、より向上させる。自動車の「前突」時に、上記結合部の一部に応力集中が生じないようにして、サイドフレームの屈曲を防止し、もって、車室の変形をより効果的に防止させ、車室を含む車体の後部側に伝達されようとする衝撃力をより効果的に緩和させる。【解決手段】 傾斜フレーム21の前端縁の前方近傍で、前部フレーム20に補強板40を重ね合わせスポット溶接Sにより結合させる。前後方向で、上記傾斜フレーム21の前端部の端縁21aの各部と、上記補強板40の後端部の端縁40aの各部とを互いに接近させてこれら両端縁21a,40aを互いに対向させる。上記両端縁21a,40aを上記サイドフレーム13の側面視および/もしくは平面視で、このサイドフレーム13の長手方向に沿った仮想線44に対し傾斜させる。
請求項(抜粋):
車体フレームがその左右各側部を構成する板金製のサイドフレームを備え、これら各サイドフレームがその前部を構成して前後方向にほぼ水平に延びる前部フレームと、この前部フレームの後端側から後下方に向って延びる傾斜フレームとを備え、上記前部フレームの後端部の少なくとも一部と、上記傾斜フレームの前端部の少なくとも一部を互いに重ね合わせてスポット溶接により結合させ、かつ、この結合部を補強する補強板を設けた自動車のサイドフレーム補強構造において、(1)上記傾斜フレームの前端縁の前方近傍で、上記前部フレームに上記補強板を重ね合わせスポット溶接により結合させ、前後方向で、上記傾斜フレームの前端部の端縁の各部と、上記補強板の後端部の端縁の各部とを互いに接近させてこれら両端縁を互いに対向させ、(2)上記両端縁を上記サイドフレームの側面視および/もしくは平面視で、このサイドフレームの長手方向に沿った仮想線に対し傾斜させた自動車のサイドフレーム補強構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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