特許
J-GLOBAL ID:200903004540040347

洗浄容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾関 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266448
公開番号(公開出願番号):特開平11-104584
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】溶剤蒸気の排出のために大型の装置を必要とせず、作業室内における洗浄作業の可能な位置の選択において広い自由度を与え、蒸気密度が1より大きい溶剤を収容したときにも、溶剤蒸気の効率的な排出を可能にする洗浄容器の提供。【解決手段】内槽1と外槽2とを設け、内槽1の高さを外槽2の高さより低くし、内槽1の外壁と外槽2の内壁との間隙を溶剤蒸気収容空間とし、溶剤蒸気収容空間の下部に気体排出口4を設け、気体排出口4に気体排出管6の一端を接続し、気体排出管6の他端を気体吸引ポンプに接続する。蒸気密度が1より大きい溶剤8を内槽1に収容すると、溶剤蒸気は内槽1の開口を越えたとき、溶剤蒸気収容空間に下がる。気体排出口4を気体吸引ポンプで吸引することにより、溶剤蒸気を洗浄容器外に拡散させることなく、効率良く排出できる。
請求項1:
電子部品等の被洗浄物の洗浄に用いられる溶剤が収容され、前記被洗浄物の洗浄において該被洗浄物を出し入れするための第1の開口が上部に設けてある内槽と、前記内槽全体を内部空間に包容し、前記被洗浄物を出し入れするための第2の開口が設けてある外槽とを有し、前記第2の開口は、前記第1の開口にほぼ相似の形をなし、該第1の開口より広く、該第1の開口の縁より高い位置に縁を位置させ、前記内槽の側面部の外壁と前記外槽の側面部の内壁との間に隙間があり、該隙間の下部から前記外槽の外壁に抜ける気体排出口が設けてあることを特徴とする洗浄容器。
IPC (3件):
B08B 3/08 ,  H01L 21/304 341 ,  H05K 3/26
FI (3件):
B08B 3/08 Z ,  H01L 21/304 341 T ,  H05K 3/26 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 洗浄装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-146536   出願人:ジャパン・フィールド株式会社
  • 減圧槽
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-160295   出願人:ジャパン・フィールド株式会社
  • 洗浄槽における排気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-004250   出願人:横浜ゴム株式会社

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