特許
J-GLOBAL ID:200903004542794829

可逆的遺伝子導入ベクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-205236
公開番号(公開出願番号):特開2003-033179
出願日: 2001年07月05日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 哺乳動物細胞に導入した任意の遺伝子を、任意の時期に低分子化合物を作用させ該遺伝子を該細胞から取り除くことができる発現制御システムの提供。【解決手段】 哺乳動物細胞中で、下記要件を満たす遺伝子配列構造を与える単一遺伝子ベクター。(1):両方向性低分子化合物応答性プロモータの下流の一方に低分子化合物制御性トランス活性化因子をコードするDNA、他方に部位特異的リコンビナーゼをコードするDNAおよびポリA付加配列を配置してなる構造、(2):上記部位特異的リコンビナーゼの2つの標的部位の間に任意遺伝子を配置してなる構造、(3):上記任意遺伝子を、哺乳動物細胞で該遺伝子を発現し得るプロモータの制御下に配置し、かつ転写産物がRNA二重鎖を形成するように(1)記載の部位特異的リコンビナーゼをコードするDNAを配置してなる構造、および(4):上記転写産物にポリAを付加しうるポリA付加配列を配置してなる構造。
請求項(抜粋):
哺乳動物細胞のゲノム中に挿入したときに、下記(1)〜(4)すべての要件を満たす遺伝子配列構造を与える単一遺伝子ベクター。(1):両方向性低分子化合物応答性プロモータの下流の一方に低分子化合物制御性トランス活性化因子をコードするDNAを配置し、もう一方のプロモータ下流に部位特異的リコンビナーゼをコードするDNAおよびポリA付加配列を配置してなる構造。(2):(1)記載の部位特異的リコンビナーゼの2つの標的部位の間に任意遺伝子を配置してなる構造。(3):(2)記載の任意遺伝子を、哺乳動物細胞で該遺伝子を発現し得るプロモータの制御下に配置し、かつ該プロモータによる転写産物が部位特異的リコンビナーゼDNAの転写産物を含む場合には、該転写物が(1)記載の部位特異的リコンビナーゼDNAの転写産物とRNA二重鎖を形成するように(1)記載の部位特異的リコンビナーゼをコードするDNAを配置してなる構造。(4):(1)記載の低分子化合物制御性トランス活性化因子の転写産物および(3)記載のプロモータによる転写産物にポリAを付加しうるポリA付加配列を配置してなる構造。
IPC (5件):
C12N 15/09 ,  A01K 67/027 ,  C12N 5/10 ,  A61K 48/00 ,  A61P 43/00 101
FI (5件):
A01K 67/027 ,  A61K 48/00 ,  A61P 43/00 101 ,  C12N 15/00 A ,  C12N 5/00 B
Fターム (22件):
4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA06 ,  4B024FA07 ,  4B024GA11 ,  4B024HA17 ,  4B065AA90X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA44 ,  4C084AA02 ,  4C084AA13 ,  4C084BA35 ,  4C084CA62 ,  4C084MA05 ,  4C084NA13 ,  4C084ZC802

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