特許
J-GLOBAL ID:200903004551542417

繊維ウェブの繊維を流体動力学的に絡み合わせるための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-028205
公開番号(公開出願番号):特開平10-226950
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 繊維ウェブの第1の給湿の前にフリースをより一層強力に圧縮することが可能であるような、第1のニードリングユニットを提供する。【解決手段】 第1のエンドレスベルトに第2のエンドレスベルトが逆方向に走行するように配置されており、該エンドレスベルトの作業区分が第1のエンドレスベルトの作業区分と同方向に駆動され循環するようになっており、両エンドレスベルトの両作業区分が、その長手方向延在部において互いに円錐形を形成するように向き合わされていて第1のエンドレスベルトの作業区分上の繊維ウェブが前進するエンドレスベルトの間で徐々に強く圧縮されるようになっており、第2のエンドレスベルトが2つのローラによって第1のエンドレスベルトの変向ローラに向かって押圧されるようになっており、両ローラ間で桁状のノズルが両エンドレスベルトの間で圧縮保持された繊維ウェブに向けられている。
請求項(抜粋):
あらゆる種類の天然繊維及び/又は人造繊維から成る繊維ウェブの繊維を固定するために、流体動力学的に絡み合わせるための装置であって、該装置が、イ)少なくとも2つのローラの間で緊張させられて案内されかつ変向された、繊維ウェブを下方から支持する第1のエンドレスベルトと、ロ)作業幅にわたって少なくとも1つの桁状のノズルが軸平行に配属された、前記エンドレスベルトに対応配置されたニードリングドラムと、ハ)少なくとも1つの別の桁状のノズルとから成っており、該ノズルの水噴流が、少なくとも前記繊維ウェブに給湿するために、エンドレスベルトの裏側に向けられていてかつ該エンドレスベルトを貫通して繊維ウェブに向けられている形式のものにおいて、ニ)第1のエンドレスベルト(3)に、やはり少なくとも2つのローラの間で緊張させられて案内された第2のエンドレスベルト(9)が逆方向に走行するように対応配置されており、該エンドレスベルト(9)の、第1のエンドレスベルト(3)の作業区分(3′)に向かい合う作業区分(9′)が、第1のエンドレスベルト(3)の作業区分(3′)と同じ方向に駆動されて循環するようになっており、ホ)両エンドレスベルト(3,9)の両作業区分(3′,9′)が、その長手方向延在部において、互いに円錐形を形成するように向き合わされていて、第1のエンドレスベルト(3)の作業区分(3′)上に位置する繊維ウェブ(7)が、前方に向かって走行するエンドレスベルト(3,9)の間で徐々に強く圧縮されるようになっており、ヘ)第2のエンドレスベルト(9)が、2つのローラ(11,12;11,12′)によって、第1のエンドレスベルト(3)の変向ローラ(2)に向かって、該変向ローラ(2)の、両エンドレスベルト(3,9)によるより強力な巻掛けのために押圧されるようになっており、ト)前記両ローラ(11,12;11,12′)の間で、繊維ウェブ(7)に給湿するための桁状のノズル(14)が、前記両エンドレスベルト(3,9)の間で圧縮保持された繊維ウェブ(7)に向けられていることを特徴とする、繊維ウェブの繊維を流体動力学的に絡み合わせるための装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-343748
  • 特開平2-068347
  • 特開平2-068348
全件表示

前のページに戻る