特許
J-GLOBAL ID:200903004559889157

電気めっき処理装置のワーク支持具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344600
公開番号(公開出願番号):特開平10-168600
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 シート形状のワークを確実に支持でき、且つ電流を陰極バーからワークへ確実に通電できるワーク支持具を提供する。また、ワークの着脱が容易なワーク支持具を提供する。また、めっき液中にワークを支持するための必要以上の支持具物品を投入する必要のないワーク支持具を提供する。【解決手段】 ハンガー部4とワーク取付け部5とから成り、このワーク取付け部を複数のワーク支承部6をもつ固定支承部材7と、該固定支承部材に固着された複数の押さえクランプ8と、該押さえクランプを介して前記固定支承部材に開閉自在に取付けられた複数のワーク押さえ部9をもつ可動押さえ部材10とから構成し、前記ワーク押さえ部の押圧位置で該ワーク押さえ部とワーク支承部との間にシート形状のワークの上端部を挟持できるように構成した。
請求項(抜粋):
陰極バーに吊り下げられる極棒接続部をもつハンガー部と、このハンガー部の下方に設けられたワーク取付け部とから成り、前記ワーク取付け部を、前記ハンガー部の下部に固着されシート形状のワークの上端部の一面側を支承できる複数のワーク支承部をもつ固定支承部材と、該固定支承部材に固着された複数の押さえクランプと、該押さえクランプを介して前記固定支承部材に開閉自在に取付けられシート形状のワークの上端部の他面側を押圧できる複数のワーク押さえ部をもつ可動押さえ部材とから構成し、前記押さえクランプは、ブラケットと、クランクアームと、一方のアームを押さえアームとした梃子レバーと、一方のアームを操作アームとした連接レバーとから成り、前記クランクアームの一端側を前記ブラケットの上部側に枢着し、前記クランクアームの他端側を前記連接レバーの中間部に枢着し、前記梃子レバーの他方アーム側の端部を前記ブラケットの下部側に枢着し、前記梃子レバーの梃子支点部を前記連接レバーの他方アーム側の端部に枢着し、前記連接レバーの操作アームを前記ブラケットの方向へ移動操作した際に前記クランクアームと連接レバーの枢着軸が前記クランクアームと前記ブラケットの枢着軸と前記梃子レバーと連接レバーの枢着軸とを結ぶ線上を超えた位置で前記梃子レバーの押さえアームに前記ブラケットの方向への押さえと該押さえ位置での固定機能が働くように構成され、該押さえクランプの前記ブラケットを前記固定支承部材のワーク支承部を設けた面側に前記連接レバーの操作アームを上側に前記梃子レバーの押さえアームを下側に位置するようにそれぞれ固着すると共に、前記押さえクランプの押さえアームに前記可動押さえ部材を該可動押さえ部材のワーク押さえ部が進出位置で前記固定支承部材のワーク支承部と一致するように固着し、前記押さえクランプの各操作アームの起倒動作が共動するように各操作アームをクランプ操作バーを介して連結し、該押さえクランプの各操作アームを連結した前記クランプ操作バーを起倒動作することにより、前記固定支承部材のワーク支承部に対して前記押さえアームに取付けられた前記可動押さえ部材のワーク押さえ部を進退動可能とし、ワーク押さえ部の進出位置で該ワーク押さえ部とワーク支承部との間にシート形状のワークの上端部を挟持できるように構成し、且つ前記固定支承部材のワーク支承部をワークへの通電部として構成したことを特徴とする電気めっき処理装置のワーク支持具。
IPC (2件):
C25D 17/06 ,  C25D 17/08
FI (2件):
C25D 17/06 A ,  C25D 17/08 G

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