特許
J-GLOBAL ID:200903004559980790

操縦安定性に優れた空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047968
公開番号(公開出願番号):特開平6-255305
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 トレッド部、ビード部、およびそれらの中間領域のそれぞれの剛性を高いレベルでバランスさせることによって操縦安定性の向上をもたらす。【構成】 二枚のカーカスプライ1a,1bのコードをタイヤ赤道面X-Xに対して75〜85 ゚の角度で延在させるとともに、プライ間で相互に交差させ、それらのカーカスプライの少なくとも一方の巻上げ端部分の巻上げ高さを、タイヤ断面高さHの0.5〜0.6倍とし、また、カーカスプライコードの中間伸度を1.7〜3.8%とし、カーカスプライの本体部分と巻上げ端部分との間に配設したビードフィラー4の、タイヤ半径方向の高さをタイヤ断面高さHの0.25〜0.45倍とするとともに、そのビードフィラー4のショアA硬度を93〜98度とし、そして、ベルト7の少なくとも側端部分を覆うベルト補助層8,9を構成する有機繊維コードの中間伸度を2.5〜5.0%とし、さらに、トレッドゴム10の損失係数を0.50〜0.59、動的弾性率を150〜193、ショアA硬度を66〜73度とする。
請求項(抜粋):
二枚のカーカスプライでカーカスを形成し、それぞれのカーカスプライの側端部分をビードコアの周りで内側から外側へ巻上げるとともに、ビードコアの外周側で、カーカスプライの本体部分と巻上げ端部分との間にビードフィラーを配設し、前記カーカスのクラウン部の外周側に、二層のベルト層からなり、層間でコードが相互に交差するベルトを設けるとともに、そのベルトの外周側に、実質上タイヤ周方向に延在する有機繊維コードよりなり、少なくとも、ベルトの側端部分を覆うベルト補強層を設け、ベルト補強層のさらに外周側に、トレッド踏面を構成するトレッドゴムを配設したところにおいて、それぞれのカーカスプライのコードをタイヤ赤道面に対して75〜85 ゚の角度で延在させるとともに、プライ間で相互に交差させ、それらのカーカスプライの、少なくとも一方の巻上げ端部分の巻上げ高さを、タイヤ断面高さの0.5〜0.6倍とし、また、カーカスプライコードの中間伸度1.7〜3.8%とし、前記ビードフィラーの、タイヤ半径方向の高さをタイヤ断面高さの0.25〜0.45倍とするとともに、そのビードフィラーのショアA硬度を93〜98度とし、前記ベルト補強層コードの中間伸度を2.5〜5.0%とし、前記トレッドゴムのショアA硬度を66〜73度、損失係数を0.50〜0.59とし、動的弾性率を150〜193としてなる操縦安定性に優れた空気入りタイヤ。
IPC (5件):
B60C 9/06 ,  B60C 9/18 ,  B60C 9/22 ,  B60C 11/00 ,  B60C 15/06
引用特許:
出願人引用 (15件)
  • 特開平4-169304
  • 特開昭61-057404
  • 特開平3-279004
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審査官引用 (15件)
  • 特開平4-169304
  • 特開昭61-057404
  • 特開平3-279004
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