特許
J-GLOBAL ID:200903004560193514

直線位置検出装置におけるロツド部の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342036
公開番号(公開出願番号):特開平5-026603
出願日: 1984年02月16日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 渦電流損をパラメータとした誘導係数変化が得られるようにした直線位置検出装置において、比較的長い範囲にわたって直線位置検出を可能すると共に位相シフト方式による精度のよい直線位置検出を可能し、かつ、それを低コストで提供すること。【構成】 位相のずれた複数の1次交流信号により励磁されるコイル部と、このコイル部に対して相対的に直線変位可能に配されたロッド部とを具備し、このロッド部において、コイル部による磁束に対して渦電流路を形成し得るよう設けられた導電体部分を相対的直線変位方向に沿って所定間隔で複数個繰返し設けてなる位相シフト型の位置検出装置において、ロッド部の基材上全面に所定の導電性物質を付着させる工程と、その後、基材上に付着した導電性物質を所定のパターンで残して不要部分を取除く工程とによりロッド部を製造する。残された導電性物質によりロッド部の導電体パターンが形成される。
請求項(抜粋):
互いに位相のずれた1次交流信号によって夫々励磁される少なくとも2つの1次コイル及びこの1次コイルに対応する2次コイルを有するコイル部と、このコイル部に対して相対的に直線変位可能に配されたロッド部とを具備し、このロッド部が、前記コイル部による磁束に対して渦電流路を形成し得るよう設けられた導電体部分を前記相対的直線変位方向に沿って所定間隔で複数個繰返し設けてなるものであり、この導電体部分は弱磁性又は非磁性材からなると共に該ロッド部の他の部分の材質よりも相対的に良導電体から成るものであり、かつ、前記1次コイルと前記ロッド部の導電体部分との対応が各1次コイル間でずれるように前記1次コイル及び2次コイルを配置することにより前記1次交流信号を前記ロッド部の相対的直線位置に応じて位相シフトした信号が前記2次コイルの側で得られるようにし、この位相シフト量が、前記ロッド部における前記導電体部分の配列の1繰返しサイクルに対応する直線変位量につき360度の電気角に対応するように前記コイル部の配置を決定したことを特徴とする直線位置検出装置における前記ロッド部の製造方法であって、前記ロッド部の基材上全面に所定の導電性物質を付着させること、その後、前記基材上に付着した導電性物質を所定のパターンで残して不要部分を取除くこと、から成り、残された導電性物質が前記導電体部分となることを特徴とする直線位置検出装置におけるロッド部の製造方法。
IPC (3件):
G01B 7/00 ,  G01D 5/243 ,  G01D 5/20

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