特許
J-GLOBAL ID:200903004564197123
四輪駆動車
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183895
公開番号(公開出願番号):特開平9-030286
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】車両の走行中に4輪駆動状態とするためにホイールクラッチ機構のドグ歯どうしの結合動作を行ってもギヤ鳴き等が発生しない四輪駆動車を提供する。【解決手段】車両が2輪駆動状態を選択して走行しているときに、何等かの原因によりホイールクラッチ制御手段23から操作量(作動空気)の供給が停止すると、ホイールクラッチ機構18A 、18bは副推進軸26と副駆動車輪12FL、12FRとの間の結合動作を行う。この際、副推進軸側に連結しているホイールクラッチ機構のドライブギヤ86と、副駆動車輪側に連結しているスライドギヤ90との間に回転数差が発生するが、本発明は、配分比変更手段が、副駆動車輪への駆動力配分比が零を越えた値となるように駆動力配分調整手段の駆動力配分比を変更し、ドライブギヤとスライドギヤとの回転数差を零とする。これにより、それらが結合動作を行う際のハブ鳴きやギヤ破損が防止される。
請求項(抜粋):
車両の前後輪の何れか一方を主駆動車輪とし、他方を副駆動車輪として、変速機から伝達された駆動力を主推進軸及び副推進軸を介して前記主駆動車輪及び前記副駆動車輪に所定の駆動力配分比で配分する駆動力配分調整手段と、前記副推進軸と前記副駆動車輪との間の駆動力伝達経路の切り離し動作及び結合動作を行うドグクラッチ形式により構成されているとともに、操作量が入力されると前記切り離し動作を行い、且つ前記操作量が入力されないときに前記結合動作を行うホイールクラッチ機構と、前記主駆動車輪及び副駆動車輪の駆動力配分比を設定して前記駆動力配分調整手段を制御する駆動力配分制御手段と、前記ホイールクラッチ機構に対して前記操作量の入力及び停止を行うことにより切離し動作及び結合動作を制御するホイールクラッチ制御手段とを備えた四輪駆動車において、前記ホイールクラッチ機構への前記操作量の変化状態を検出する操作量検出手段と、前記駆動力配分制御手段により前記副駆動車輪への駆動力配分比を零として車両が2輪駆動状態で走行し、且つ前記操作量検出手段により前記ホイールクラッチ機構への操作量の入力が停止していることを検出したときに、前記副駆動車輪への駆動力配分比が零を越えた値となるように前記駆動力配分調整手段の駆動力配分比を変更する配分比変更手段と、を備えたことを特徴とする四輪駆動車。
IPC (2件):
FI (2件):
B60K 23/08 Z
, B60K 17/348 B
引用特許:
前のページに戻る