特許
J-GLOBAL ID:200903004564757595

通信販売システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-245571
公開番号(公開出願番号):特開平8-111679
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 通信ネットワークを介して商品を注文購入する通信販売システムにおいて、発注者のプライバシーを確実に保護する。【構成】 発注者iは、発注商品の商品コードを、2つの暗号鍵を用いて二重に暗号化し、その2つの暗号鍵をそれぞれ、中継部門b、商品部門c向けに暗号化する。そして、二重に暗号化した商品コードを、暗号化した2つの暗号鍵および発注者の識別子と共に受付部門aに送る。受付部門aは、受信した暗号化発注内容を、照会番号Ref1と共に中継部門bに送る。中継部門bは、受信した暗号化発注内容のうち、中継部門向けに暗号化された暗号鍵を復号し、二重に暗号化されている商品コードを一部復号する。そして、一部復号された商品コードを、商品部門向けに暗号化された暗号鍵および照会番号Ref2と共に商品部門cへ送る。商品部門cは、商品部門向けに暗号化された暗号鍵を復号して、一部復号された商品コードをさらに復号し、発注された商品名を知る。
請求項(抜粋):
複数の発注者、受付部門、商品部門を結ぶ通信ネットワークを用いて、電子的商品の発注と流通を行う通信販売システムであって、前記発注者、前記受付部門および前記商品部門には、それぞれ、物品購入装置、受付装置および商品発送装置が設けられており、前記物品購入装置は、電子データから成る鍵を発生する鍵発生手段と、前記鍵を用いて、商品の発注内容を暗号化する発注内容暗号化手段と、前記鍵を暗号化する鍵暗号化手段と、前記暗号化された商品の発注内容に、前記暗号化された鍵と、発注者の識別情報と、本人確認情報とを付加して、前記受付装置に送信する第1の送信手段とを含み、前記受付装置は、前記物品購入装置から送信されてくるデータを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記本人確認情報が、正当なものか否かを確認する確認手段と、前記確認手段によって前記本人確認情報が正当なものと確認された場合、前記第1の受信手段が受信した前記暗号化された商品の発注内容と前記暗号化された鍵とに、前記発注者の識別情報とは異なる仮名情報を付加して、前記商品発送装置に送信する第2の送信手段と、前記発注者の識別情報と前記仮名情報との対応関係を記憶する対応関係記憶手段とを含み、前記商品発送装置は、前記受付装置から送信されてくるデータを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段が受信した前記暗号化された鍵を復号する鍵復号手段と、前記復号された鍵を用いて、前記第2の受信手段が受信した前記暗号化された商品の発注内容を復号する発注内容復号手段と、前記電子的商品を保管する商品保管手段と、前記復号された商品の発注内容に基づいて、前記商品保管手段を検索し、対応する電子的商品を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された電子的商品を、前記復号された鍵を用いて暗号化する商品暗号化手段と、前記暗号化された電子的商品を、前記第2の受信手段が受信した前記仮名情報と共に、前記受付装置に送信する第3の送信手段とを含み、前記受付装置は、さらに前記商品発送装置から送信されてくるデータを受信する第3の受信手段と、前記第3の受信手段が受信した前記仮名情報に基づいて、前記対応関係記憶手段を検索することにより、対応する発注者を特定する発注者特定手段と、前記第3の受信手段が受信した前記暗号化された電子的商品を、前記発注者特定手段により特定された発注者の前記物品購入装置に送信する第4の送信手段とを含み、前記物品購入装置は、前記受付装置から送られてきた暗号化された電子的商品を復号する手段をさらに含む、通信販売システム。
IPC (5件):
H04L 9/00 ,  H04L 9/10 ,  H04L 9/12 ,  G06F 17/60 ,  G09C 1/00
FI (2件):
H04L 9/00 Z ,  G06F 15/21 330

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