特許
J-GLOBAL ID:200903004568293135

未着入出力割込み信号の誤った検出を回避する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073504
公開番号(公開出願番号):特開平10-031632
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 未着入出力割込み信号の誤った検出を回避する方法を提供する。【解決手段】 OSが現I/O要求の発行時に開始される1次MIHタイムアウト期間の終了をセンスするとき、そのI/O要求が完了していない場合、OSはそのI/O要求のI/Oプログラムを走査し、それに含まれる任意のロング・コマンドを探索する。ロング・コマンドが見い出されると、OSはMIHタイムアウト期間を1次MIHタイムアウト期間から長いMIHタイムアウト期間に延長する。後者はOSが潜在エラー条件を有する以前に、I/O装置にその操作を完了するためのより長い時間を提供する。しかし、OSがI/Oプログラムの走査においてロング・コマンドを検出しない場合には、OSは1次MIHタイムアウト期間を延長せずに、現I/O装置操作に対して潜在I/Oエラー条件を宣言し、従来のI/Oエラー回復プログラムを呼び出す。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのオペレーティング・システム(OS)と、前記オペレーティング・システムから入出力サブシステムに発行される入出力要求に対する入出力(I/O)装置操作の潜在的な失敗を検出する未着割込みハンドラ(MIH)とを有するコンピュータ構成において、前記オペレーティング・システムによる未着入出力割込み信号の誤った検出を回避する方法であって、前記未着割込みハンドラ・プロセスが、前記オペレーティング・システムにより前記入出力サブシステムに第1の入出力要求及び第2の入出力要求を送信するステップであって、前記第1の入出力要求が、入出力装置を制御する少なくとも1つのコマンドを含む第1の入出力プログラムに関連付けられ、前記第2の入出力要求が前記入出力装置を制御する少なくとも1つのコマンドを含む第2の入出力プログラムに関連付けられる、前記送信ステップと、前記第1の入出力要求に対する前記第1の入出力プログラムの制御の下で、前記入出力装置を操作し、前記入出力装置が現在前記第1の入出力要求に対して操作しているので、前記入出力サブシステム内で前記第2の入出力要求の操作を遅延するステップと、前記第2の入出力要求が前記入出力サブシステムにより待機されるときに開始する、1次未着割込みハンドラ・タイムアウト期間に対する未着割込みハンドラ時間を測定するステップと、前記入出力装置が前記第1の入出力要求に対する操作を成功裡に完了するとき、装置完了割込みを前記オペレーティング・システムに送信するステップと、前記第1の入出力要求に対する前記装置完了割込みが、前記1次未着割込みハンドラ・タイムアウト期間の終了を測定する以前に、前記オペレーティング・システムにより受信される場合、前記測定ステップを終了するステップと、前記装置完了割込みが、前記1次未着割込みハンドラ・タイムアウト期間の終了を測定する以前に前記オペレーティング・システムにより受信されない場合、前記第1の入出力プログラムを走査して、前記入出力装置に過度な時間の操作を要求するロング・コマンドを探索する走査ステップと、前記走査ステップが前記第1の入出力プログラム内に前記ロング・コマンドを見い出す場合、2次未着割込みハンドラ・タイムアウト期間に対する前記未着割込みハンドラ時間の測定を継続するステップと、前記第1の入出力要求に対する前記装置完了割込みが、前記2次未着割込みハンドラ・タイムアウト期間の終了を測定する以前に、前記オペレーティング・システムにより受信される場合、前記測定継続ステップを終了するステップと、を含む、方法。
IPC (4件):
G06F 13/00 301 ,  G06F 9/46 330 ,  G06F 11/30 310 ,  G06F 13/24 310
FI (4件):
G06F 13/00 301 D ,  G06F 9/46 330 D ,  G06F 11/30 310 H ,  G06F 13/24 310 Z

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