特許
J-GLOBAL ID:200903004569629714

X線撮像装置およびX線撮像方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-314625
公開番号(公開出願番号):特開平8-171996
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 多数のフィルター材を用いることなく鮮明な画像を得ることができるX線撮像装置およびX線撮像方法を提供することにある。【構成】 当初、CCDカメラ部4にハーレーションが生じないように露光量を最小に設定し、ヒストグラム処理部7によりCCD42の各画素の出力についての濃度ヒストグラムを作成する。露光量調整部8はこれに基づいてハーレーションが起こらない範囲で最大の露光量を自動的に調整する。このため、従来のようにX線量を調整するためのフィルタ材を用いることなく、ハーレーションを防ぎ、それによる画像の滲みを無くすことができる。また、コントラスト処理部9は露光量設定後に得られた濃度ヒストグラムよりコントラスト情報を得、画像生成部10は、これに応じた回数だけ、1フレーム毎に得られるCCD42の各画素の濃度情報を各画素毎に積算する。このため、フレーム毎のホワイトノイズは積算により抑制され、被写体の鮮明な像が得られる。
請求項(抜粋):
被写体にX線を照射するX線照射手段と、上記被写体を介した上記X線を可視光に変換する変換手段と、上記変換手段からの可視光を受けるCCDカメラ手段と、上記CCDカメラ手段が出力する像の濃度ヒストグラムを作成する第1処理手段と、第1処理手段が出力する上記濃度ヒストグラムに基づいて上記CCDカメラ手段の露光量を調整する露光量調整手段と、この露光量調節手段による上記露光量調整後における、第1処理手段が出力する濃度ヒストグラムに基づいて上記CCDカメラ手段が出力する像のコントラスト情報を得る第2処理手段と、第2処理手段が出力するコントラスト情報に応じた回数だけ上記CCDカメラ手段が出力する像を繰り返し積算して被写体の画像を得る画像生成手段とを具備したことを特徴とするX線撮像装置。
IPC (3件):
H05G 1/64 ,  A61B 6/00 ,  H05K 3/46

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