特許
J-GLOBAL ID:200903004575820361
コイルスプリングインシュレータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103579
公開番号(公開出願番号):特開平9-269027
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 乗り心地を向上させ、組付け性を高めて作業性を向上させるとともに、異音の発生を防止することにある。【解決手段】 車両サスペンションのコイルスプリング2と、コイルスプリング2を支持するスプリングシート3との間に介在するコイルスプリングインシュレータ5を、リング状の防振ゴムシート51と高摺動性材料よりなる層52の積層体で構成し、この積層体の、高摺動性材料の層52側をスプリングシート3に設けたリング状の溝3a内に嵌着する。また、防振ゴムシート51側の端面に周方向に延びる凹部5aを設けて、該凹部5a内にコイルスプリング2の端部を保持させる。高摺動性材料の層52とスプリングシート3の間の摩擦抵抗が小さくなるため、両者の間にすべりが発生し、見かけ上のばね値が低くなって、乗り心地が良くなる。また、摩擦抵抗が小さいため、ゴムと金属製部材のずれにより発生する異音を防止でき、組付けの際の位置合わせが容易になる。
請求項(抜粋):
車両サスペンションのコイルスプリングと、該コイルスプリングを支持するスプリングシートとの間に介在するコイルスプリングインシュレータであって、リング状の防振ゴムシートの一方の端面に高摺動性材料よりなる層を積層してなり、この積層体の一方の端面側を上記スプリングシートに設けたリング状の溝内に嵌着せしめるとともに、他端面側に周方向に延びる凹部を設けて、該凹部内に上記コイルスプリングを保持せしめたことを特徴とするコイルスプリングインシュレータ。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 1/12 N
, F16F 9/32 B
引用特許: