特許
J-GLOBAL ID:200903004588884580

α-オレフィン・芳香族ビニル化合物共重合用触媒、α-オレフィン・芳香族ビニル化合物共重合体の製造方法および新規な遷移金属化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336085
公開番号(公開出願番号):特開平10-168112
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】芳香族ビニル化合物に対する共重合反応性が高く、組成比の幅広い制御が可能で、かつランダム性の強いα-オレフィン・芳香族ビニル化合物共重合体が得られる触媒および製法を提供すること。【解決手段】式(I)で表される遷移金属化合物(A)と、有機アルミニウムオキシ化合物または有機ホウ素化合物(B)とからなる触媒。上記触媒の存在下にα-オレフィンと芳香族ビニル化合物を共重合するα-オレフィン・芳香族ビニル化合物共重合体の製造方法。【化1】(M1はZr、Ti、Hfなど、M2,M3はFeなど、Cp1,Cp2,Cp3,Cp4 はシクロペンタジエニル骨格を有する基、R1,R2 は置換シリレン基など、X,Y,Zはシクロペンタジエニル基など、n,m,pは、1〜5)
請求項(抜粋):
(A)下記一般式(I)で表される遷移金属化合物と、(B)有機アルミニウムオキシ化合物または有機ホウ素化合物とからなることを特徴とするα-オレフィン・芳香族ビニル化合物共重合用触媒;【化1】(式中、M1 は、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、Wおよびランタノイド類金属から選ばれる1種の遷移金属であり、M2 はMn、Tc、Re、Fe、Ru、Os、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、CdおよびHgから選ばれる1種の遷移金属であり、M3 は遷移金属であり、M1 とM3 、M2 とM3 とは、互いに同一でも異なっていてもよく、Cp1、Cp2、Cp3 およびCp4 は、シクロペンタジエニル骨格を有する基であり、該シクロペンタジエニル骨格を有する基は置換基を有していてもよく、これらのシクロペンタジエニル骨格を有する基は同一でも異なっていてもよく、R1 およびR2 は、炭素原子、ケイ素原子、スズ原子、ゲルマニウム原子、リン原子およびイオウ原子のいずれかを含む2価の結合基、または単結合であり、これらの基は同一でも異なっていてもよく、X、YおよびZは、炭化水素基、含窒素基、含酸素基、含ケイ素基、含リン基および含イオウ基から選ばれる基、またはハロゲン原子および水素原子から選ばれる原子であって、これらの基および原子は同一でも異なっていてもよく、また、一組のXとY、一組のYとZ、または一組のXとZとは-O-および-S-から選ばれる結合基、または酸素原子、炭素原子、窒素原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子、リン原子およびイオウ原子から選ばれる少なくとも1種の原子を含む2価の結合基を形成していてもよく、nは、1〜4の整数であり、mは、1〜5の整数であり、pは、1〜5の整数である)
IPC (3件):
C08F 4/642 ,  C08F210/00 ,  C08F212/04
FI (3件):
C08F 4/642 ,  C08F210/00 ,  C08F212/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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