特許
J-GLOBAL ID:200903004591170326

シート状導電路用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015647
公開番号(公開出願番号):特開平10-214656
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 フラットケーブル等のシート状導電路に対する接続作業を容易にする。【解決手段】 コネクタハウジング10内には端子金具30が組み込まれるとともに保持部材20が回動可能に組み込まれている。その保持部材20にはレバー22とカム部23とが設けられ、カム部23には突出部24、仮押さえ面23A、押さえ面23Bとが形成されている。そして、FPC40を差し込むと、その差し込み端部によって突出部24が内方に押され、保持部材20は挿入位置から仮保持位置へと回動する。これにより、差し込まれたFPC40は仮押さえ面23Aによって仮保持される。その後、レバー22を回動すると保持部材20は仮保持位置から保持位置へと回動し、FPC40は押さえ面23Bによって強く押さえ付けられて保持状態とされる。従って、作業途中でFPC40が抜けてしまうことがなく、接続作業が容易となる。
請求項(抜粋):
端子金具を備えたコネクタハウジングと、フラットケーブル等のシート状導電路を挿入可能にする挿入位置と前記シート状導電路を端子金具に押さえ付けて接触状態に保持する保持位置との間で回動可能に設けられた保持部材とを備えて構成されるシート状導電路用コネクタであって、前記保持部材には、前記シート状導電路を仮保持状態に押さえ付ける仮押さえ部と、前記シート状導電路の挿入動作に伴って前記シート状導電路の差込み端部によって押動され、前記保持部材を挿入位置から前記シート状導電路を前記仮押さえ部によって仮保持状態に押さえ付ける仮保持位置へ回動させる押動部と、前記保持部材を仮保持位置から保持位置へ回動させる操作部とが設けられていることを特徴とするシート状導電路用コネクタ。

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