特許
J-GLOBAL ID:200903004591323246

気象FAX用FS復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-240804
公開番号(公開出願番号):特開平8-084024
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 気象用ファクシミリの画像送信に使用されるFS変調波を復調するのに適したFS復調回路を簡単な回路で構成する。【構成】 FS変調波を矩形波に変換し、その矩形の周期をカウンタで計測し、その計測値から論理回路によりFS周波数を決定する。
請求項(抜粋):
1500Hz〜2300Hzの間に50Hz間隔のFS変調で16段階の濃淡信号を送信する気象FAX(ファクシミリ)信号を復調する気象FAX用FS復調回路において、上記FS変調信号を第1の矩形波信号に変換する手段、この第1の矩形波信号電圧の極性を反転した第2の矩形波電圧を生成する手段、上記第1の矩形波電圧の立ち上がり点で第1のパルス波電圧を発生し、上記第2の矩形波電圧の立ち上がり点で第2のパルス波電圧を発生する微分回路、2300Hzと2250Hzとの周期の長さの差より十分に短い繰り返し周期のクロックパルスを発生するクロック信号発生器、クロックパルスの周波数をFとするとき、2<SP>n</SP> <(F/1550)<2<SP>n+1</SP> で定められる2進n段の最大計数値を持ち上記クロックパルスを計数する第1のカウンタ、上記第1のカウンタと同一の最大計数値を持ち上記クロックパルスを計数する第2のカウンタ、上記第1の矩形波電圧の立ち上がり時点で上記第1のカウンタの計数値を第1のラッチに格納し上記第1のパルス波電圧により上記第1のカウンタをリセットする手段、上記第2の矩形波電圧の立ち上がり時点で上記第2のカウンタの計数値を第2のラッチに格納し上記第2のパルス波電圧により上記第2のカウンタをリセットする手段、上記第1のラッチ及び第2のラッチの内容のうち、上記FS変調信号の周波数を弁別するために必要な上位ビットだけをラッチ出力とし、上記第1の矩形波の論理「H」の間は上記第1のラッチの出力のビットパターンを出力し、上記第2の矩形波の論理「H」の間は上記第2のラッチの出力のビットパターンを出力するラッチ出力回路、このラッチ出力回路の出力のビットパターンを当該ビットパターンが示すそれぞれの信号にデコードするデコーダ、このデコーダの出力を上記16段階の濃淡に対応する16種類の信号に変換する論理回路、を備えたことを特徴とする気象FAX用FS復調回路。

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