特許
J-GLOBAL ID:200903004595487375

エンジンのバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187440
公開番号(公開出願番号):特開平10-030460
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 位相保持手段のスムーズな噛合動作を確保しつつ回転角位相の変更動作の応答性を向上させる。【解決手段】 駆動手段(10,21)と、機械的な噛合機構をもつ位相保持手段14とを備え、回転角位相の変更後において上記位相保持手段14を噛合動作させて位相保持を行うものにおいて、フィードバック制御により実回転角位相を目標回転角位相に収束せしめるとともに、目標回転角位相に対して実回転角位相が設定振れ幅内に収束し且つ振れ状態における該実回転角位相の時間当たりの変化量が少ない期間において上記位相保持手段14を噛合動作させる。かかる構成により、上記位相保持手段14の噛合方向への動作が、実回転角位相が設定振れ幅内に入った比較的早期において、しかも実回転角位相の時間当たりの変化量が少ない期間、即ち、噛合機構の相対速度が小さい期間を選んで実行され、これにより位相保持手段14のスムーズな噛合動作を確保しつつ、回転角位相の変更動作の応答性の向上が図れる。
請求項(抜粋):
カム軸側部材に駆動トルクを付与することで該カム軸側部材と出力軸側部材との回転角位相を変更する駆動手段と、上記カム軸側部材と出力軸側部材とを機械的な噛合機構により結合することで該カム軸側部材と出力軸側部材との回転角位相を保持する位相保持手段とを備え、上記駆動手段による上記回転角位相の変更後において上記位相保持手段を噛合方向へ動作させて位相保持を行わしめるようにしたエンジンのバルブタイミング制御装置であって、実回転角位相を目標回転角位相に収束せしめるべく上記駆動手段の作動をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、上記目標回転角位相に対して上記実回転角位相が設定振れ幅内に収束し且つ振れ状態における上記実回転角位相の時間当たりの変化量が少ない期間において上記位相保持手段を噛合方向へ動作させる動作制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34
FI (3件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 Z ,  F01L 1/34 B

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