特許
J-GLOBAL ID:200903004598947610

摩擦・摩耗試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140154
公開番号(公開出願番号):特開平5-306982
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 回転部材の表面温度を制御するための機構を、回転部材に摩擦抵抗を生じさせないように配設することにより、回転部材のトルク、いいかえれば試験材料の摩擦状態を正確に測定できる摩擦・摩耗試験機を提供する。【構成】 円筒状の回転ドラム1が、水平に配置され、その両端部が軸受3・4により回動自在に支持されている。回転軸2は、ユニバーサルジョイント5を介してトルク検出器6に接続されている。回転ドラム1の開口側には、熱風の給排装置7が非接触状態で配設される。この熱風給排装置7は、熱風供給管9が中心部を横向きに貫通する給排管ブロック8と、熱風供給管9の一端に接続されるエアーヒーター10と、給排管ブロック8の上端に接続される熱風排出管11とを備え、熱風供給管9の他端側が、回転ドラム1内の軸心部に沿ってその内底近くまで延設されている。
請求項(抜粋):
試験材料を回転部材の表面に所定の荷重の下に接触させ、あるいは接触させた状態で回転部材の長手方向に移動させることにより、試験材料の摩擦状態と摩耗状態とを試験するための摩擦・摩耗試験機において、前記回転部材を、一端を開口した円筒状の回転ドラムで形成し、該回転ドラムの他端に連設した回転軸に、トルク検出器を介して可変速モーターを接続し、前記回転ドラムの開口に近接して熱風の給排装置を配設し、該給排装置から熱風供給管を延設して回転ドラム内の軸心部に挿入するとともに、回転ドラム内に臨ませて熱風排出口を前記給排装置に開設し、該排出口を給排装置の熱風排出管に連通させたことを特徴とする摩擦・摩耗試験機。
IPC (2件):
G01N 3/56 ,  G01N 19/02

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