特許
J-GLOBAL ID:200903004599076884

蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284928
公開番号(公開出願番号):特開平9-126566
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱用熱交換器の潤滑油を確実に回収し得るようにする一方、効率の低下を防止すると共に、運転範囲の拡大を図る。【解決手段】 蓄熱媒体を貯溜する蓄熱タンク(T) と水側蒸発器(31)とを蓄熱媒体の循環可能に接続し、且つ蓄熱媒体のポンプ(P) を設けて水循環回路(B) を構成し、水側蒸発器(31)において冷媒循環回路(A) の冷媒と蓄熱媒体とを熱交換させて蓄熱タンク(T) に蓄熱する。そして、第1タイマ(TM-1)が計数する所定時間毎、又は水側蒸発器(31)の出口側冷媒過熱度或いは圧縮機構(1) の吐出側冷媒過熱度が所定値以上の状態を所定時間継続すると、ポンプ(P) を停止すると共に、冷媒循環回路(A) の圧縮機構(1) を低容量にし、水側蒸発器(31)に滞留している潤滑油を圧縮機構(1) に回収する。
請求項(抜粋):
少なくとも圧縮機構(1) と熱源側熱交換器(3) と膨張機構(38)と蓄熱用熱交換器(31)とが順に冷媒配管(10,11,45,... )によって接続されて成る冷媒循環回路(A) と、少なくとも蓄熱媒体を貯溜する蓄熱タンク(T) と、冷媒循環回路(A) の冷媒と蓄熱媒体とが熱交換するように上記蓄熱用熱交換器(31)とが循環路(WS, WR)によって蓄熱媒体の循環可能に接続されると共に、上記蓄熱媒体の循環手段(P) が設けられて成る蓄熱循環回路(B) とを備えている蓄熱装置であって、上記蓄熱用熱交換器(31)は、容器(31a) の内部に多数の伝熱管(31f) を備え、該容器(31a) の内部を流れる冷媒循環回路(A) の冷媒と伝熱管(31f) を流れる蓄熱媒体との間で熱交換するように構成される一方、所定条件になると、上記蓄熱循環回路(B) の循環手段(P) を停止すると共に、冷媒循環回路(A) の圧縮機構(1) を低容量にし、蓄熱用熱交換器(31)に滞留している潤滑油を圧縮機構(1) に回収する油回収運転を実行する油回収手段(90)が設けられていることを特徴とする蓄熱装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 387 ,  F24F 5/00 102
FI (2件):
F25B 1/00 387 L ,  F24F 5/00 102 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-251177
  • 特開昭61-059158

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