特許
J-GLOBAL ID:200903004599643401

放香装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-180319
公開番号(公開出願番号):特開平8-080341
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 カバーの外周面を垂れる霧化しなかった液状香料を確実に吸取材に吸収させることができる放香装置を提供すること。【構成】 放香装置M1は、タンク7内の液状香料Lを、ポンプ6と配管8とを利用して、超音波振動子4のホーン4aの先端面4bまで送給して霧化し、香料の香りを送風機5で発散させる。振動子4を収納した略テーパ管状のカバー2の外周面には、ダクト1bの内周面に放射状に延びる複数の整流板3が配設され、最下部の整流板33の下方には、カバー2の外周面を垂れた液状香料Lを吸い取る吸取材9が配置される。カバー2の先端開口部2a周縁におけるホーン先端面4bの下方部位に、元部側へ略V字状に凹む溝部2bが形成される。最下部の整流板33は、カバー外周面における溝部2bより元部側の下方部位に配置され、先端側を薄肉部33aとし、元部側を厚肉部33bとして構成される。
請求項(抜粋):
水平方向に配設される筒状のダクトと、該ダクト内で水平方向に配置され、先端側を狭めた略テーパ管状のカバーと、該カバーの外周面から前記ダクト内周面に放射状に延びる複数の整流板と、前記カバー内に収納されてホーン先端面を前記カバーの先端開口部から露出させる超音波振動子と、前記カバーの元部側に配置され、前記カバー外周面に沿って前記カバー先端側へエアを送給する送風機と、タンク内に貯溜された液状の香料を前記超音波振動子のホーン先端面まで供給するポンプと、前記整流板における前記カバーの最下部の外周面から下方へ延びる整流板の下方に配置されて、前記カバーの外周面を垂れた液状の香料を吸い取る吸取材と、を備え、前記液状香料を前記超音波振動子のホーンで霧化し、前記香料の香りを前記送風機で発散させる放香装置であって、前記カバーの先端開口部周縁における前記ホーンの先端面の下方部位に、元部側へ略V字状に凹む溝部が形成され、前記吸取材の上方の整流板が、前記カバーの外周面における前記溝部より元部側の下方部位に配置されるとともに、先端側を薄肉部とし、元部側を厚肉部として構成されていることを特徴とする放香装置。

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