特許
J-GLOBAL ID:200903004603145276

空気圧力作動式気体需要装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500827
公開番号(公開出願番号):特表平11-506643
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】レシピエント(12)と加圧された第一気体の第一源(312)との間で、遮断可能な流体流通状態で連結される空気圧力作動式気体需要装置(10)は、レシピエント(12)が吸入並びに呼気する時、レシピエント(12)への第一気体の運搬を制御すると共に、供給弁(28)と感知弁(30)とを備える。供給弁(28)は、フレキシブル第一隔壁(34)によって、供給室領域(38)と制御室領域(40)とに隔てられる第一内室(36)を有する。供給室領域(38)は、第一気体の第一源(312)とレシピエント(12)との間で、遮断可能な流体流通状態にある。制御室領域(40)は、加圧された第二気体の第二源(314)と継続的な流体流通状態にある。感知弁(30)は、フレキシブル第二隔壁(44)によって、通気室領域(48)と感知室領域(50)とに隔てられる第二内室(46)を有する。通気室領域(48)は、制御室領域(40)と周囲の空気環境との間で、遮断可能な流体流通状態にある。感知室領域(50)は、レシピエント(12)と継続的な流体流通状態にある。レシピエント(12)が吸入する時、第二隔壁(44)は流れ誘発位置へと移動し、第二気体を周囲の空気環境中へと流れさせると共に、第一隔壁(34)を流れ供給位置へと移動させ、それによって第一気体はレシピエント(12)へ運搬される。レシピエント(12)が呼気する時、第二隔壁(44)は流れ停止位置へと移動し、第二気体が周囲の空気環境中へ流れることを妨げると共に、第一隔壁(34)を流れ阻止位置へと移動させ、それによりレシピエント(12)への第一気体の運搬が妨げられる。
請求項(抜粋):
レシピエントと加圧された第一気体の第一源との間で、遮断可能な流体流通状態で連結されると共に、レシピエントが吸入並びに呼気する時、レシピエントへの第一気体の運搬を制御するための空気圧力作動式気体需要装置であって、(a)内部に形成される第一内室を規定する供給弁ハウジングと、前記第一内室を供給室領域と制御室領域とに隔てるように前記第一内室内部に配置されると共に、前記供給弁ハウジングに接続されるフレキシブル第一隔壁部材とを含む供給弁を備え、前記供給室領域は、第一気体の第一源とレシピエントとの間で、それらと遮断可能な流体流通状態にあり、前記制御室領域は、加圧された第二気体の第二源と継続的な流体流通状態にあり、前記第一隔壁部材は、前記供給室領域と前記制御室領域とを互いに密閉すると共に、流れ阻止位置と流れ供給位置との間を移動する働きをし、更に、(b)内部に形成される第二内室を規定する感知弁ハウジングと、前記第二内室を通気室領域と感知室領域とに隔てるように前記第二内室内部に配置されると共に、前記感知弁ハウジングに接続されるフレキシブル第二隔壁部材とを含む感知弁を備え、前記通気室領域は、前記供給弁の前記第一内室の前記制御室領域と周囲の空気環境との間で、それらと遮断可能な流体流通状態にあり、前記感知室領域は、レシピエントと継続的な流体流通状態にあり、前記第二隔壁部材は、前記通気室領域と前記感知室領域とを互いに密閉すると共に、レシピエントが吸入並びに呼気すると応答して、流れ停止位置と流れ誘発位置との間を移動する働きをし、それによってレシピエントが吸入する時、前記第二隔壁部材は流れ誘発位置にあるため、第二気体は、前記制御室領域から、前記通気室領域を通じて、周囲の空気環境中へと流れることができ、その結果、前記第一隔壁部材は流れ供給位置にもたらされるため、第一気体は、加圧された第一気体の第一源からレシピエントへと運搬され、またレシピエントが呼気する時、前記第二隔壁部材は流れ停止位置にあるため、第二気体は、前記制御室領域から、前記通気室領域を通じて、周囲の空気環境中へと流れることを妨げられ、その結果、前記第一隔壁部材は流れ阻止位置にもたらされるため、レシピエントへの第一気体の運搬もまた妨げられる、空気圧力作動式気体需要装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-094175

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