特許
J-GLOBAL ID:200903004603440456

廃棄物焼却炉の解体処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-057822
公開番号(公開出願番号):特開2003-254515
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 小規模の焼却設備において、現地で仮設の焼却炉解体設備を設置することが、法規制の強化によって多大な費用を要し、さらに工期の長期化、作業面積の拡大および近隣対策などで難しくなってきた。【解決手段】 廃棄物焼却炉1を、最初に移動させる煙突3とその後に移動させる炉本体等2とに現地にて区分し、炉本体等2に露出する境界部開口15をバルーン35でシールした後、煙突3の内壁面に吹付ノズル5から噴出する固定化剤を付着させて内壁面に存在するダイオキシン類等の有害付着物を固定化し、煙突3を炉本体等2から切り離し、煙突3および炉本体等2を移動させて搬送車に積載し、現地から法令に従う管理区域に認定された専用の焼却炉解体処理工場に搬送すして解体処理するので設備費や作業費の節減および工期の短縮と作業面積の問題解決が達成される。
請求項(抜粋):
ダイオキシン類等の有害付着物が内壁面に付着している廃棄物焼却炉炉体等を解体処理する方法において、前記廃棄物焼却炉炉体等を最初に移動させる上部炉体とその後に移動させる下部炉体等とに現地にて区分し、前記下部炉体等の露出する開口部をシール材にてシールする工程と、前記廃棄物焼却炉炉体等のうち、少なくとも前記上部炉体の内壁面に固定化剤を付着させてダイオキシン類等の有害付着物を固定化する工程と、前記上部炉体を前記下部炉体等から切り離して移動させる工程と、前記上部炉体および前記下部炉体等を移動させて搬送車に積載し、該搬送車により現地から法令に従う管理区域に認定された焼却炉解体処理工場に搬送する工程と、前記焼却炉解体処理工場内で前記上部炉体および前記下部炉体等の内壁面をそれぞれダイオキシン類などの有害付着物を除去した状態で、前記上部炉体および下部炉体等を解体処理する工程と、を有することを特徴とする廃棄物焼却炉の解体処理方法。
IPC (3件):
F23G 5/00 ZAB ,  F23J 1/00 ,  F27D 1/16
FI (3件):
F23G 5/00 ZAB Z ,  F23J 1/00 Z ,  F27D 1/16 T
Fターム (5件):
3K061ND03 ,  3K061ND11 ,  4K051AA00 ,  4K051AB03 ,  4K051LH00

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